ANYCOLORのIPO評価と初値予想です。
ANYCOLOR(エニーカラー)の上場日は6/8(水)で、IPOの申し込みは5/24(火)からスタートします。
⇒ ANYCOLORのIPO上場承認！IPO基礎情報と初値予想！
ANYCOLORの事業概要
ANYCOLORは、VTuber(バーチャルYouTuber)グループ「にじさんじ」を運営している企業です。
「にじさんじ」には約150名のVチューバーが所属しており(2022年4月末時点)、ライブストリーミングによる双方向性のコミュニケーションのほか、グッズ・デジタル商品の販売やイベント開催などを手掛けています。
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「にじさんじ」は2018年のサービス開始から約4年でYouTubeチャンネル登録合計が4,600万人を突破しています。
ライブストリーミング領域
ライブストリーミング領域
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ライブストリーミング領域の主な収益は、ユーチューブの投げ銭サービス、会員制月額有料サービス、グーグルアドセンス収益の3つで構成されています。
VTuberのデビュープロセス
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コマース領域(コンテンツ販売・イベント)
コマース領域では、主にコンテンツ販売とイベント企画・運営の2つのサービスで構成されており、コンテンツ販売ではファンコミュニティーに向けてオリジナルのグッズやVTuberの音声を録音したデジタル商品を販売しています。
コンテンツ販売
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イベント企画・運営
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プロモーション領域
プロモーション領域では、顧客企業の商品やサービスをＶチューバーがプロモーションする「タイアップ広告」、所属Ｖチューバーに関するIP(知的財産)を顧客企業の商品やサービスに使用許諾する「IPライセンス」、所属Ｖチューバーによる「メディア出演」の3つを展開しています。
タイアップ実績
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また、ANYCOLORは英語圏や中国を中心に海外でもビジネスを展開しています。
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⇒ ANYCOLORのサービス(同社HP)
⇒ ANYCOLORの目論見書(PDF)
ANYCOLORの業績推移
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ANYCOLORのIPO評価
領域別業績・営業利益・KPIの推移
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ANYCOLORの公開規模は想定価格ベースで約19.9億円 ⇒ 約26.8億円(5/23訂正)となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VC(ベンチャーキャピタル)は計9社で約1171.9万株(総株数の約39.07%)を保有していますが、VCを含む既存株主には上場後180日等のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
ただ、上場後に行使可能になる新株予約権は約108万株程あるようです。
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ANYCOLORは時流に乗ったユニークなビジネスで急速に業績を拡大させており、その事業規模も小さくありません。
株主にVCは多いですがシッカリとロックアップが掛かっており、上場時の放出もゼロ ⇒ 少ないので、オファーリングレシオは約4.5% ⇒ 約6.0%とかなり低めです。
ANYCOLORは軽量級のIPOではないものの、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が期待できるIPOとみています。
ANYCOLORのIPO取扱い証券
| 主幹事証券 | 大和証券 三菱UFJMS証券 |
| 幹事証券 | SBI証券 野村證券 松井証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取扱い決定！) DMM株(委託？) |
ANYCOLORのIPO初値予想
現時点での初値予想は3,000円とします。
※想定価格＝1,490円：仮条件決定前
5/23(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は？↓
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