日本ビジネスシステムズのIPO評価と初値予想です。
日本ビジネスシステムズの上場日は8/2(火)で、IPOの申し込みは7/15(金)からスタートします。
日本ビジネスシステムズの概要
日本ビジネスシステムズ(JBS)は1990年の設立で、マイクロソフト社の製品を中心としたクラウドインテグレーター(CIer)です。
2022年4月にはマイクロソフト社のクラウドサービス「Azure(アジュール)」の最上位パートナープログラム「Azure Expert MSP」の認定を受けており、DX計画の策定からクラウドによる効果創出までのサービスを一貫して提供しています。
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クラウドインテグレーション事業(CI)では、主にマイクロソフト社のクラウド製品である「Azure(Microsoft Azure)/M365(Microsoft365)/D365(Dynamics365)」と周辺クラウドサービスの導入を支援しています。
クラウドサービス事業(CS)では、「Azure/M365/D365」を含む、クラウド利活用における保守・運用・改善を請け負い、一貫したサポートを提供しています。
ライセンス&プロダクツ事業(L&P)では、主に顧客のシステム開発における基盤となるマイクロソフト社の「Azure/M365/D365」等をはじめとしたクラウドソリューションとライセンス・関連機器をリセール(再販売)として提供しています。
事業系統図
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⇒ 日本ビジネスシステムズの企業情報(HP)
⇒ 日本ビジネスシステムズの目論見書
日本ビジネスシステムズの業績推移
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日本ビジネスシステムズIPOの評価
セグメント別の売上高構成比は以下の通りです。
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日本ビジネスシステムズの公開規模は想定価格ベースで約39.8億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
また、 資本業務提携先の三菱総合研究所に36.46万株、従業員持ち株会に4.9億円に相当する株式数を上限として、それぞれに割り当てる予定です。
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日本ビジネスシステムズの今期の業績は売上で約850億円・営業利益で35億円を越える見込みで、この規模で今期も4割近い増益(前期は5割増益)と業績は好調です。
また、上場市場は以前の東証2部に近いイメージの東証スタンダードですが、時価総額(想定価格で約340億円)は旧基準であれば東証1部が狙える水準であり、従業員数も2,300名を越える大企業です。
日本ビジネスシステムズは規模的に機関投資家の買いも期待できる上、親引け分を考慮すると公開規模も約30億円弱(想定価格ベース)にまで縮小するため、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
日本ビジネスシステムズIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | 野村證券 SMBC日興証券 東海東京証券 SBI証券 岡三証券 岩井コスモ証券 東洋証券 むさし証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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日本ビジネスシステムズIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,720円とします。
※想定価格= 1,420円:仮条件決定前
7/14(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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タグ :IPO評価 日本ビジネスシステムズ
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