ファインズのIPO評価と初値予想です。
ファインズの上場日は9/28(水)で、IPOの申し込みは9/8(木)からスタートします。
ファインズの事業概要
ファインズは、動画を活用したDXコンサルティングサービスを展開している企業です。
事業セグメントは、動画を起点に企業のマーケティングDXを支援するVideoクラウド事業と、店舗向け予約・顧客管理システムを活用して店舗DXを支援する店舗クラウド事業から構成されています。
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主力のVideoクラウド事業では、主に動画制作サービス、動画配信プラットフォームサービス「Videoクラウド」、DXコンサルティングの3つのサービスを提供しています。
当事業の特徴は動画を制作するだけでなく、専用のプラットフォーム上での配信、分析・改善、データ活用からDXの推進に至るまで、一気通貫したサービスを行う点にあります。
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同社は特にVideoクラウドに注力しており、Videoクラウドでは動画の再生機能やデータの取得などの基本機能に加え、XR領域への拡張機能としてインタラクティブ及びVR動画を実装することができ、双方向のコミュニケーションで「動画の効果を可視化」することが可能となってます。
ファインズの取引先例
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店舗クラウド事業では、店舗と利用ユーザーの間をつなぎ、ユーザーが会員登録をしなくても、24時間予約可能な予約・顧客管理システム「TSUNAGU」と「いつあき」を提供しています。
また、販売代理事業として、リラクセーション・エステティック・整体院に特化したオンラインプラットフォーム「EPARKリラク&エステ」と連携した予約管理システム「PeakManager」の販売代理業を行っています。
事業系統図
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⇒ ファインズの事業内容(HP)
ファインズの業績推移
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ファインズのIPO評価
ファインズはもともとフリーセル(現在のブランディングテクノロジー)の子会社で、その後2度に渡る経営陣によるMBOを経て現体制に至ります。
ファインズの公開規模は想定価格ベースで約18.9億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
上位株主には上場後90日のロックアップが掛かっており(従業員持ち株会は180日)、価格による解除条項はありません。※ロックアップ対象外の既存株が3.16万株(従業員の保有)あり
また、5.1万株を上限として、従業員持ち株会に親引け販売する予定です。
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9/28(水)は、キットアライブ(5039)とグラッドキューブ(9561)とで3社同時上場となり、3社の中ではファインズの公開規模が最も大きくなりそうです。
サイズ感(想定価格ベースで約18.9億円)からして当日の地合いの影響を受けやすそうですが、ファインズは動画を活用したVideoクラウド事業で順調に業績を伸ばしており、年々利益率も拡大しています。
この業績推移で今期予想PERが約14倍台(想定価格ベース)と割安感があるため、現時点での個人的評価は「C+」とし、堅調な初値が期待できるとみています。
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ファインズIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 東洋証券 岡三証券 松井証券 マネックス証券 LINE証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ファインズPOの初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格= 1,610円:仮条件決定前
9/7(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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