リンカーズのIPO評価と初値予想です。
リンカーズの上場日は10/26(水)で、IPOの申し込みは10/11(火)からスタートします。
リンカーズの事業概要
リンカーズは、ものづくり領域における探索・ビジネスマッチングサービスや、リサーチサービスを手掛けています。
探索・マッチングサービスの「Linkers Sourcing」は、大手企業を中心とした発注企業と、ものづくりに特化した全国の中堅・中小企業などを引き合わせる技術探索サービスです。
「Linkers Marketing」は、、リンカーズ独自の企業ネットワークを活用して、リンカーズが提供するマッチングプラットフォームにて、発注企業が保有する技術・製品を必要とする会社との面談機会創出の支援をする技術・製品の用途開拓サービスです。
「LFB(Linkers for BANK/Linkers for Business)」は、「Linkers Sourcing」のマッチングプラットフォームをベースに開発したSaaS型ビジネスマッチングシステムです。
地域金融機関や事業会社が取り扱うビジネスマッチングを一元管理することで効率化を図り、金融機関向けには「Linkers for BANK」を、事業会社向けには「Linkers for Business」を提供しています。
LBF導入機関数
また、リサーチサービスでは、技術専門性のあるリサーチャーが調査結果をまとめたリポートなどを提供する「Linkers Research」と、「Linkers Research」で作成したリポートなどを社内共有できるウェブアプリ「Linkers Research Clip」を提供しています。
リンカーズの業績推移
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リンカーズのIPO評価
2022年7月期の売上高構成比は、探索・マッチングサービスが約62.9%、リサーチサービスが約32.7%で、主な販売先は東証プライム上場のレスターホールディングスとなってます。
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リンカーズの公開規模は想定価格ベースで約8.2億円と小型のIPOで、8.5万株(公開株数の約3%)を上限として、従業員持ち株会に親引けで割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)は4社で計374.8万株が残り、既存株主には上場後180日(VCは90日)のロックアップが掛かってますが、VCの374.8万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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リンカーズは久々にSBI証券が主幹事のIPOということで個人投資家の注目度は高そうですが、如何せん単価が低すぎますね。
株数が多いので当選確率は比較的高そうですが、この単価では妙味が薄いです…。
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リンカーズは前期減収で大幅な減益となりましたが、今期は大幅な増収増益を見込んでいるようです。
とりあえずは単価の安い小型IPOということで需給面の優位性は高そうですが、公開株数(279.56万株)の約1.35倍あるVC玉は意識されそうです。
現時点での個人的評価は「C」としておきます。
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リンカーズIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | みずほ証券 岩井コスモ証券 極東証券 松井証券 水戸証券 SBIネオモバイル証券(委託) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
SBIネオトレード証券の委託取扱いも決定しました。
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リンカーズIPOの初値予想
現時点での初値予想は450円とします。
※想定価格= 295円:仮条件決定前
10/7(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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