monoAI technologyのIPO評価と初値予想です。
monoAI technology(モノアイテクノロジー)の上場日は12月20日(火)で、IPOの申し込みは12/5(月)からスタートします。
⇒ monoAI technologyのIPO上場承認!基礎情報と初値予想!
monoAI technologyの事業概要
monoAI technologyは、独自の大規模VR空間共有技術をベースとしたメタバースプラットフォーム「XR CLOUD」を展開しており、仮想空間内で行われるライブ・展示会において、顧客ごとのシステム開発やオンラインゲーム開発、要望によってはイベント運営、集客代行、運営支援等を行っています。
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「XR CLOUD」は誰でもどこからでも、大勢で同時接続できる仮想空間共有技術プラットフォームであり、仮想空間内全体において数万人の同時接続が可能で、当該空間を構成する1エリア内でも1,000人規模の同時接続ができます。
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monoAI technologyは仮想空間内で行われるイベント開催のニーズがある企業にサービスを提供しており、顧客ごとに異なる個別の細かなニーズに合わせた柔軟なカスタマイズ対応を可能とする体制を構築しています。
monoAI technologyの主力であるメタバースサービスでは、「XR CLOUD」をOEM供給することで、メタバースをゼロから開発することなく、迅速かつ安価に独自のメタバースを構築できます。
XRイベントサービスでは、「XR CLOUD」を活用し、あらかじめ構築した仮想空間をベースに、誰でも簡単に仮想空間上でイベント等を開催できるサービスです。
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XR周辺サービスでは「XR CLOUD」の根幹でもある通信ミドルウエア「モノビットエンジン」の開発・販売、AIを用いたソフトウエア品質保証サービスの開発、キャラクター開発等のAI技術開発を行っています。
monoAI technologyの業績推移
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monoAI technologyのIPO評価
今期の連結売上高構成比は、メタバースサービス約74.8%、XRイベントサービスス約11.0%、XR周辺サービスス約14.2%となっており、主な販売先は、阪急阪神グループやパルス株式会社となっています。
monoAI technologyの公開規模は想定価格ベースで約10.6億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は3社で86万株を保有しています。
株主にはイグニス(約5.61%)やソニーグループ(約2.06%)の名前もあり、既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっていますが、イグニスと同社代表の銭錕氏が保有する一部の計89.83万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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monoAI technologyは当初オンラインゲーム等の開発を手掛けていましたが、2018年にゲームAI開発企業(モリカトロン株式会社)を買収し、2020年にゲーム開発で培った技術を活かしてメタバース事業に参入しています。
monoAI technologyは業績的にも今期黒字化する見込みであり、今後の成長が期待されるメタバース関連のIPOということで、注目を集めると思われます。
monoAI technologyは公開規模も大きくなく、単価も安めで買い易い水準でもあることから、現時点での個人的評価は「C+」としておきます。
monoAI technologyの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 岡三証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 岡三オンライン(委託取扱い決定!) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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monoAI technologyのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,000円とします。
※想定価格= 630円:仮条件決定前
12/2(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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