アイズのIPO評価と初値予想です。
アイズ(eyez)の上場日は12/21(水)で、IPOの申し込みは12/6(火)からスタートします。
アイズの事業概要
アイズは、広告業界に特化したプラットフォーム「メディアレーダー」や、クチコミマーケティングのプラットフォーム「トラミー」などのマッチングプラットフォームサービスを手掛けています。
メディアレーダーは、広告・マーケティングに関するサービスの売り手(掲載社)と買い手(会員)をマッチングさせるBtoBプラットフォームであり、 メディアレーダーの会員数は2022年10月に95,000人を突破しています。
メディアレーダーのビジネスモデル
掲載社にとっては、展示会への出展やセミナーの開催などと同様にBtoBマーケティングにおける見込み顧客情報(リード)の獲得に位置づけられるサービスであり、TV局、ラジオ局、出版社、WEBメディア、マーケティングサービスの提供会社など様々な企業に通年でのリード獲得を目的に利用されています。
トラミーは、SNSを利用する20~40代の一般女性を中心とした約12万人のトラミー会員が、クライアントの商品やサービスを体験し、体験した会員自身が利用するSNS上でクチコミ・レビューを公開(情報発信)するサービスです。
トラミーのビジネスモデル
トラミーでは、特定のインフルエンサーに依存しない大人数による口コミマーケティングが行え、会員が投稿した広告物やアンケートデータはクライアントのホームページや広告などに自由に掲載(二次利用)可能としており、アイズはこれらを対価としてクライアントへ提供しています。
その他にも、アイズはインターネット広告代理販売のほか、メディアレーダーの横展開モデルとしてクラウドサービスのポータルサイト「クラウドレーダー」とグローバル対策サービスのポータルサイト「グローバルレーダー」、アクティビティのプラットフォーム「ウィークル」、ママ向け情報メディア「ママプレス」、20歳から34歳までの女性向け情報メディア「トラマガ」等を運営しています。
アイズの事業系統図
⇒ アイズの目論見書
アイズの業績推移
※クリックで拡大します
アイズIPOの評価
今12月期のサービス別売上高構成比は、メディアレーダー46.8%、トラミー46.0%、その他7.2%となっており、主力の2サービスは何れも好調のようです。
アイズの公開規模は想定価格ベースで約8.8億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主にはロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
アイズの2本柱となっている「メディアレーダー」と「トラミー」のサービスは共に好調に推移しており、業績も順調に拡大しています。
また、アイズは小型のIPOでVCの保有もなく余計な売り圧力もないことから、需給面での優位性も高そうです。
上場日の12/21(水)はIPOラッシュの真っただ中で3社同時上場となりますが、アイズのIPOが一番人気で買いを集めると思われます。
現時点での個人的評価は「B」とします。
アイズIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | みずほ証券 あかつき証券 東洋証券 松井証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
アイズIPOの初値予想
現時点での初値予想は4,000円とします。
※想定価格= 2,020円:仮条件決定前
12/2(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
コメントフォーム