note(ノート)のIPO評価と初値予想です。
note(ノート)の上場日は12/21(水)で、IPOの申し込みは12/6(火)からスタートします。
⇒ note(ノート)IPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
note(ノート)の事業概要
note(ノート)は、CtoC投稿サイトのメディアプラットフォーム「note」やメディアSaaS「note pro」を運営している企業です。
「note」は個人を中心としたクリエイターが文章やマンガ、写真、音声、動画などのコンテンツを自由に投稿・販売することができるCtoCのメディアプラットフォームで、読者はそのコンテンツを楽しんで応援・購読することができます。
「note」は2014年のサービススタート以来、多くのユーザーから支持を集めており、2022年8月時点の累計会員登録者は約550万人、公開コンテンツ数は2782万件、累計ユニーククリエイター数は約103万人となっています。
「note」は個人のクリエイターが任意の価格でコンテンツを販売できる「CtoC課金」のビジネスモデルでユニークなポジションを形成しており、数多くの芸能人・経営者・アスリート・政治家・作家・インフルエンサー等も情報発信の場として利用しています。
また、様々なジャンルの著名人や法人・公共機関の利用者も増加しています。
もう一方の「note pro」は2019年にリリースしたサービスであり、noteの基盤を活用しつつ、企業がオリジナルな自社サイトとして情報を発信できる機能を拡充したメディアSaaSです。
「note pro」の利用企業は、初期費用をかけることなく、最短即日でオウンドメディアやホームページの構築・運用ができるほか、「note」プラットフォームから読者を呼び込むことができるため、効率的なめーけティング活動や集客を行う事が可能です。
「note pro」の活用例
「note pro」の22年8月末時点での有料契約数は564件で、大手企業から出版社、ベンチャー企業など様々な企業に利用されています。
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また、同社は「note」や「note pro」のほか、「note」上で実施するコンテストやイベント等を行う法人向けサービス事業や、「note」コンテンツの外部配信等のその他事業も手掛けています。
note(ノート)の業績推移
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note(ノート)IPOの評価
今期の売上内訳は、「note」78.8%、「note pro」14.3%、法人向けサービス5.1%%、その他2.1%となっており、今後は「note」をベースにBtoBの「note pro」の機能拡充で顧客ターゲットの拡大を目指していくようです。
note(ノート)の公開規模は想定価格ベースで約4.4億円と小粒であり、VC(ベンチャーキャピタル)は509.68万株が残ります。
上位株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かってますが、VC9社+個人の保有す438.18万株に関しては、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
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note(ノート)は知名度もあり売上も年々拡大していますが、利益面では未だに赤字が膨らんでいる状況で黒字化も見えておらず、このタイミングでの上場はちょっと違和感がありますね。。
3社同時上場の日程でも、とりあえずは小粒なIPOで単価も安いことから初動は需給面で買われそうですが、公開価格の1.5倍でロックアップが解除となる玉は公開株数の約3倍もあるため、上値は重いと思われます。
現時点での個人的評価は「C」とし、ロックアップ解除ライン手前での初値形成になるとみています。
note(ノート)IPOの取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券 三菱UFJMS証券 岩井コスモ証券 岡三にいがた証券 松井証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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note(ノート)IPOの初値予想
現時点での初値予想は420円とします。
※想定価格= 300円:仮条件決定前
12/5(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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