プライム・ストラテジーのIPO評価と初値予想です。
プライム・ストラテジーの上場日は2/22(水)で、IPOの申し込みは2/6(月)からスタートします。
⇒ プライム・ストラテジーIPOの上場承認！基礎情報と初値予想！
プライム・ストラテジーの概要
プライム・ストラテジーは、「WordPress」などWebサイトの高速化システムを提供しています。
プライム・ストラテジーは超高速CMS(コンテンツ管理システム)実行環境「KUSANAGI(クサナギ)」を中心とした製品群を開発・提供するほか、ウェブサーバーの構築・保守運用サービス、高速化技術や知的財産のライセンス販売なども手掛けています。
| 会社名 | プライム・ストラテジー |
| 代表者 | 中村 けん牛(51歳) |
| 所在地 | 東京都千代田区内神田1-2-2 小川ビル10F |
| 設立 | 2002年12月 |
| 従業員数 | 23人 |
| IPO調達資金使途 | 「KUSANAGI」「KUSANAGI Stack」の開発費用、採用・育成に係る費用や人件費、広告宣伝費、借入金の返済等 |
「KUSANAGI」は、WordPress等のCMSやWebシステムを高速かつ安全に動作させるための実行環境です。
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「KUSANAGI」は標準的な実行環境と比べてページキャッシュ使用時に約2,330倍、非使用時に約20倍の高速化を実現します。
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「KUSANAGI」は国内外の主要な28クラウド事業者と直接提携し、2022年12月現在、34カ国251リージョンで利用可能であり、2022年9月末現在の累計稼働台数は6.5万台を超えます。
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KUSANAGI Stackにおける製品とサービスの関連性
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事業系統図
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⇒ プライム・ストラテジーのサービス(HP)
プライム・ストラテジーの業績推移
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プライム・ストラテジーのIPO評価
サービス別売上では、KUSANAGIマネージドサービスが約64.9%、クラウドインテグレーションサービスが約22.0%を占めており、主な販売先はプライスディーと住友不動産となっています。
サービス別売上推移と主要販売先
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新規顧客数・解約数・顧客単価の推移
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プライム・ストラテジーの公開規模は想定価格ベースで約13.6億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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新規顧客数はやや頭打ちにも見えますが、システムの有効性が高いためか解約率が年々減少しており、客単価も上昇しています。
また、クラウドインテグレーションサービスやライセンス販売も好調のようであり、足元の業績も堅調に推移しています。
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プライム・ストラテジーは小型のIPOでもありませんが、上場時に売り圧力がない上に、日程的にも恵まれているため、需給面の優位性も高そうです。
上場市場が東証スタンダードなのは気になるところですが、現時点での個人的評価は「B」としておきます。
プライム・ストラテジーIPOの取扱い証券
| 主幹事証券 | SBI証券 |
| 幹事証券 | 野村證券 大和証券 みずほ証券 岩井コスモ証券 松井証券 あかつき証券 SBIネオトレード証券(委託取扱い決定！) DMM株(委託？) |
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プライム・ストラテジーIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格＝ 1,220円：仮条件決定前
2/2(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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タグ ：IPO評価 プライム・ストラテジー
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