カバー(COVER)がIPO(新規上場)が承認されました。
カバーの上場日は3/27(月)で、上場市場は東証グロースとなります。
主幹事はみずほ証券と三菱UFJMS証券が共同で務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/8(水)~3/14(火)となってます。
カバーの各種経営指標
※クリックで拡大します
カバーIPOの基礎情報
証券コード | 5253 |
社名 | カバー株式会社 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | VTuberのキャラクターIP開発及びVTuberプロダクション「hololive production」の運営事業 |
上場日 | 3/27(月) |
上場市場 | 東証グロース |
公募株数 | 1,500,000株 |
売出株数 | 10,927,400株 |
OA | 1,864,100株 |
想定発行価格 | 710円 |
仮条件 | 3/7(火)に決定 |
最低必要金額 | 7.1万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 101.5億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 434.0億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 3/8~3/14 |
公募価格決定日 | 3/15 |
主幹事証券 | みずほ証券 三菱UFJMS証券 |
幹事証券 | SBI証券 大和証券 野村證券 マネックス証券 楽天証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
auカブコム証券の委託取扱い(裏幹事)も期待できそうです。 ⇒ 決定しました!
カバーは、YouTube等の動画配信プラットフォームを中心に活動するバーチャル・エンターティナー「VTuber」のキャラクターIP(知的財産)開発や、VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営している企業です。
カバーは配信アプリやキャラクターモデル制作など、バーチャル経済圏のインフラとなるプラットフォームを自社開発しており、VTuber事務所の「ホロライブプロダクション」はYouTubeを中心に合計約3,500万人のファンを有しています。
また、カバーのVTuberはYouTubeにおけるチャンネル登録数ランキングにおいてVTuber業界のグローバルトップ10をほぼ独占しており、ホロライブプロダクションは大きなファンベースを有するブランドを構成しています。
※クリックで拡大します
カバーの公開規模は想定価格ベースで約101.5億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
筆頭株主は代表取締役の谷郷元昭氏で総株数の約34.76%を保有しており、第2位がVCで約15.76%、第4位が同社役員が議決権の過半数を所有する企業で約5.03%、第5位に同社取締役の福田氏が約4.57%となっています。
VC(ベンチャーキャピタル)は計12社で合計23,496,200株(総株数の約35.78%)を保有しており、上場時に各社一律で保有の35%(8,223,400株)を売り出します。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっていますが、VC残を含む計19,256,000株に関しては、公開価格の1.5倍以上で初値形成後にロックアップが解除されます。
「VTuber」と言えば昨年のIPOで急騰したANYCOLOR(5032)が思い出され、事業に対する注目度は非常に高そうです。
ただ、現在ANYCOLORの株価は昨年の高値から大きく下落しており、上場来の安値水準に低迷しています。※それでも現値は公開価格の3倍以上の水準
また、カバーの公開規模はエニーカラーの4倍近くあり(想定時価総額は現時点のエニーカラーの約3割程度)、スケジュール的にラッシュの中での上場となりそうなのも気になるため、まずは予想会社の評価や仮条件やを待ちたいところです。
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
コメントフォーム