トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)がIPO(新規上場)が承認されました。
Fusicの上場日は4/4(火)で、上場市場は東証グロースとなります。
主幹事は野村證券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/16(木)~3/23(金)となってます。
本日は3/30(木)上場のノバシステム(5257)と3/31(金)上場のエコム(6225)IPOも新規承認されています。
Fusicの各種経営指標
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トランザクション・メディア・ネットワークスIPOの基礎情報
証券コード | 5258 |
社名 | 株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 電子マネーを中心としたキャッシュレス決済サービスやそれに伴う決済端末の販売、関連する開発等 |
上場日 | 4/4(火) |
上場市場 | 東証グロース |
公募株数 | 5,971,700株 |
売出株数 | 5,379,500株 |
OA | 1,702,600株 |
想定発行価格 | 880円 |
仮条件 | 3/15(水)に決定 |
最低必要金額 | 8.8万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 114.9億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 324.5億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 3/16~3/23 |
公募価格決定日 | 3/24 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 東海東京証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 岩井コスモ証券 LINE証券(委託取扱い決定!) auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
LINE証券やauカブコム証券の委託取扱いも期待できそうです。 ⇒ 決定しました!
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、主に流通業の事業者を顧客とし、電子マネーを中心としたキャッシュレス決済サービスやそれに伴う決済端末の販売、関連する開発等を展開しています。
TMNは1,000社を超える加盟店に対し、電子マネー、クレジット、QR・バーコード、ハウスプリペイド、共通ポイントといった幅広い43の決済サービスを提供しており、2023年1月時点における決済端末台数は80万台、年間で3.1兆円超、約17億件(2022年3月期実績)の決済処理を行っています。
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)の公開規模は想定価格ベースで約114.9億円となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売する予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、筆頭株主は三菱商事で総株数の約34.03%を保有しており、第2位はトヨタファイナンシャルサービス(約13.35%)、第3位はNTTドコモ(約9.55%)、第4位はNTTデータ(約5.92%)、第5位は三井住友カード(約5.64%)、第6位はJCB(約5.64%)、第7位はUCカード(約5.64%)、第8位はトヨタファイナンスとなっています。
また、代表取締役社長の大高敦氏は第9位で約2.98%(新株予約権)となっており、第10位はインターネットイニシアティブ(約2.96%)、第11位は大日本印刷(約2.82%)、第12位は三菱UFJ銀行で、計11社の現物保有株主のうち、資本業務提携先の三菱UFJ銀行を除く10社が、上場時にそれぞれ約21%の株式を放出します(筆頭株主の三菱商事は約27%)。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(制度ロックアップ含む)、価格による解除条項はありません。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
業績的にはコロナの影響で前々期に大幅な減収減益となりましたが、現在は回復傾向にあるようです。
資本業務提携先の三菱UFJ銀行は昨年2月に@1,520円で資本参加しているようであり、今回の想定価格(880円)だと大幅なダウンラウンドでの上場になりそうです。
多くの大企業が資本参加する国策のキャッシュレス決済関連ということで注目度は高そうですが、まずは仮条件や予想会社の評価を確認したいところです。
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