トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)のIPO評価と初値予想です。
トランザクション・メディア・ネットワークスの上場日は4/4(火)で、IPOの申し込みは3/16(木)からスタートします。
⇒ トランザクション・メディア・ネットワークスIPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)の概要
トランザクション・メディア・ネットワークスはクラウド型電子マネーを国内で初めて商用化した企業で、主に流通業者を顧客とし、複数のキャッシュレス決済事業者と加盟店をつなぎ、あらゆるキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供するゲートウェイサービスや、決済端末の販売や関連する開発等を提供しています。
会社名 | トランザクション・メディア・ネットワークス |
代表者 | 大高 敦(53歳) |
所在地 | 東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル18階 |
設立 | 2008年 |
従業員数 | 251人 |
IPO調達資金使途 | データセンターのシステム投資 |
同社は電子マネーやクレジットカードなど43のサービスに対応しており、1,000社を超える加盟店に80万台(2023年1月末時点)導入され、決済処理金額は年間3.1兆円、決済処理件数は17億件となっており、今後更に拡大する見込みです。
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主な収益源
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事業系統図
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⇒ トランザクション・メディア・ネットワークスの事業(HP)
トランザクション・メディア・ネットワークスの業績推移
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2024年3月期の業績予想
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トランザクション・メディア・ネットワークスのIPO評価
2022年3月期のサービス別売上はセンター利用料が約49.0%、決済端末販売売上が約19.1%、開発売上が約12.6%となっており、主な相手先は、日本カードネットワーク・NTTデータ・東芝テックとなっています。
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トランザクション・メディア・ネットワークスの公開規模は想定価格ベースで約114.9億となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(制度ロックアップ含む)、価格による解除条項はありません。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
TMNは三菱商事系のキャッシュレス決済サービス会社であり、株主には多くの大企業が名を連ねます。
同社の決済サービスは様々なタイプのキャッシュレス決済サービスに対応できるクラウド型で、決済端末を1台に集約できることから、導入店のメリットも大きそうです。
業績的には今期は減益の見込みですが、来期は大幅な増収増益を見込んでおり、今後もキャッシュレス決済のさらなる浸透と導入店の増加に伴い、ストック収益の拡大が見込めそうです。
IPOとしては公開規模が100億円オーバーと結構大きいですが、海外への販売もあり、日程的にもラッシュ明けの単独上場ということで悪くありません。
とりあえずは仮条件が気になるところであり、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
トランザクション・メディア・ネットワークスIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 東海東京証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 岩井コスモ証券 LINE証券(委託取扱い決定!) auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
トランザクション・メディア・ネットワークスIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,080円とします。
※想定価格= 880円:仮条件決定前
3/15(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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