Albalink(アルバリンク)のIPO評価と初値予想です。
Albalinkの上場日は12/15(月)で、IPOの申し込みは11/28(金)からスタートします。

⇒ AlbalinkのIPO上場承認!IPO基礎情報と初値予想!
Albalink(アルバリンク)は2023年11月にプロ向け市場である「TOKYO PRO Market」に上場しており、今回は東証グロース市場への蔵替え上場となります。
Albalink(アルバリンク)の概要
Albalinkは「空き家をゼロにする」というミッションのもと、空き家(賃貸用の空き家、売却用の空き家および二次的住宅以外の人が住んでいない住宅)を中心とした不動産の買取再販売事業を展開しています。
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| 会社名 | AlbaLink |
| 代表者 | 河田 憲二(38歳) |
| 所在地 | 東京都江東区木場二丁目17番16号 BESIDE KIBA 3階 |
| 設立 | 2011年 |
| 従業員数 | 159人 |
| IPO調達資金使途 | 人件費 |
Albalinkは、2011年の創業で賃貸用不動産仲介をしていたルームセレクト社を現代表の河田氏が2019年に譲り受け、訳あり物件や空き家の買取再販事業を開始しました。
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Albalinkはが取り扱う空き家は、2023年時点で日本全国に900万戸存在するとされており、その中でAlbalinkがメインで取り扱う賃貸・売却用及び二次的除く空き家は2018年から2023年にかけて37万戸増加し、2023年時点で約385万戸あるとされ、空き家問題は深刻化しています。

Albalinkが取り扱う空き家の多くは下記のような瑕疵を保有していて流動性がが低下しており、Albalinkは「訳あり物件」として取り扱い、それらを専門的に買取、独自のノウハウや提携空ている不動産に精通した弁護士にも協力を仰ぎながら、不動産投資家や同業他社、一般消費者へマッチングして販売しています。
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Albalinkのマーケティング活動は、TVCMや出演等によるマスメディアマーケティング、空き家座談会等の開催やチラシ配布等のオフラインマーケティング、全国にある自治体と提携するほか、WEBマーケティングとして以下5つのWEBメディア(「訳あり物件 買取プロ」「訳アリ物件買取ナビ」「不動産投資の森」「アルバリンクYouTubeチャンネル」「空き家買取隊」)を運営しています。
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また、Albalinkは2025年11月現在で全国に19支店を設けており、2028年を目途に全国47都道府県への支店展開を目指しています。
⇒ Albalinkの事業内容(HP)
Albalinkの業績推移
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今期の業績予想
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AlbalinkのIPO評価
Albalinkの公開規模は想定価格で約21.0億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
上場時に筆頭株主である代表の河田憲二氏が保有の約26.6%を売却し、上位株主には上場日までの期間中及び上場後180日のロックアップ(第2位株主の内木場隼氏は90日)が掛かっています(価格による解除条項なし)。
同社は「訳あり物件」に特化した戦略で近年業績を急拡大させており、今期の営業利益は倍加して12億円超の見込みとなっています。
都心部ではマンションや土地の高騰が続いていますが、同時に全国的には「空き家」が増加して社会問題化しており、同社に対するニーズは高まりそうです。
人気化し難い不動産業のIPOではありますが、公開規模も荷もたれするほどではなく、野村證券が主幹事で余計な売り圧力もないため、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
AlbalinkのIPO取り扱い証券
| 主幹事証券 | 野村證券 |
| 幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJMS証券 ちばぎん証券 SBI証券 松井証券 三菱UFJ eスマート証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
AlbalinkのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,500円としておきます。
※想定価格= 1,060円:仮条件決定前
11/27(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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