ABEJA(アベジャ)のIPO評価と初値予想です。
ABEJA(アベジャ)の上場日は6/13(火)で、IPOの申し込みは5/29(月)からスタートします。
⇒ ABEJA(アベジャ)IPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
ABEJA(アベジャ)の概要
ABEJA(アベジャ)は、DXプラットフォーム「ABEJA Platform」を基盤として顧客企業のDXを総合的に支援する「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。
会社名 | ABEJA(アベジャ) |
代表者 | 岡田 陽介(34歳) |
所在地 | 東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階 |
設立 | 2012年 |
従業員数 | 87人 |
IPO調達資金使途 | 人件費、ABEJA Platform拡充のための研究開発運用費、採用費 |
ABEJAは「トランスフォーメーション領域」と「オペレーション領域」に事業領域を分類しており、相互に連携しながら継続して顧客企業を支援しています。
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デジタルプラットフォーム事業の具体的な取り組み事例
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同社の基盤となる「ABEJA Platform」関連の売上比率は、全体売上の約83.6%を占めています(2022年8月期)。
また、領域別ではトランスフォーメーション領域が約84.1%、オペレーション領域が約15.9%となっており、継続顧客からの売上比率は約91.8%、大口顧客のアップセル率(平均単価上昇率)も約203%となり、安定的な収益構造となっています。
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ABEJA(アベジャ)のKPIハイライト
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⇒ ABEJA(アベジャ)のビジネス(HP)
ABEJA(アベジャ)の業績推移
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今期の業績予想
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ABEJA(アベジャ)のIPO評価
Abejaの主な販売先は、第2位株主で資本業務提携先の親会社であるSOMPOホールディングス(8630)となっています。
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ABEJA(アベジャ)の公開規模は想定価格ベースで約 20.0億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は6社で約147.9万株が残ります。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっていますが、VCを含む法人や個人が保有する約235万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されるほか、ロックアップの掛かっていない株式も約7万株ほど残るようです。
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ABEJA(アベジャ)は足元の業績が好調で今期は黒字化する見込みであり、同社の事業は長期間にわたる計画的なプロセスが多い上に、大口顧客の平均単価上昇率も高いことから、今後のさらなる成長が期待されます。
ABEJA(アベジャ)は人気のAI・DX関連であり、空白期間開け1発目のIPOでもあることから、素直に買いを集めそうです。
ただ、VCを含むロックアップ解除玉が公開株数の約1.6倍ほどあるのは気になるところであり、初値の位置はVC等の出方次第で大きく変わりそうなため、現時点での個人的評価は「B」としておきます。
ABEJA(アベジャ)IPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 三菱UFJMS証券 みずほ証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
ABEJA(アベジャ)IPOの初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格= 1,390円:仮条件決定前
5/25(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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