AVILENのIPO評価と初値予想です。
AVILENの上場日は9/27(水)で、IPOの申し込みは9/11(月)からスタートします。
⇒ AVILEN(アヴィレン)IPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
AVILEN(アヴィレン)の概要
AVILEN(アヴィレン)は、企業のAI実装推進を一気通貫で支援するAIソリューション事業を展開しています。
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会社名 | AVILEN |
代表者 | 高橋 光太郎(28歳) |
所在地 | 東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階 |
設立 | 2018年 |
従業員数 | 50人 |
IPO調達資金使途 | 人件費、採用関連費 |
AVILEN(アヴィレン)は「AIソフトウエアユニット」と「ビルドアップユニット」という2つのサービスを提供しています。
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「AIソフトウエアユニット」では、生成AIをはじめとする独自開発した技術コアモジュール「AVILEN AI」を活用し、AI・データサイエンスの観点でデータの利活用により業務効率化等の新たな価値を創造するソリューションを提供しています。
また、開発されたサービスのうち汎用性の高いサービスをパッケージ型ソフトウエアとして、SaaS型等で他の案件にも横展開しています。
主なパッケージソフトは三菱UFJ信託銀行と共同開発したデータ分析ツール「AI Seed」があるほか、2023年4月にはコアモジュールである「Instructea」とChatGPTを組み合わせたSaaSプロダクトである「ChatMee」の販売を開始しており、生成AIビジネスへの展開も進めています。
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「ビルドアップユニット」では、AIの実装を実現するための組織開発に必要なアセスメント・方針策定・ロードマップ策定・エグゼキューション・人材育成に関わるパッケージ化されたサービスを一気通貫で提供しています。
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AVILENは2018年の創業以来、上場企業を中心とした累計530社以上の企業に対し、AIソフトウエアを用いたサービス、プロダクトの開発、DXやAIを推進するための組織開発や人材育成にかかわるサービス等のAIソリューションを提供しています。
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⇒ AVILENの事業・サービス(HP)
AVILEN(アヴィレン)の業績推移
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AVILENのIPO評価
2022年12月期のサービス別売上高構成比は、ビルドアップユニットで約63.8%、AIソフトウエアユニットで約36.2%、主な販売先は三菱UFJ信託銀行で約14.3%となっています。
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AVILENの公開規模は想定価格ベースで約33.0億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は3社で81.58万株残ります。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC3社の残株とエアトリが保有する計90.58万株は公開価格の1.5倍以上、元代表ら3個人が保有する計59.4万株に関しては、公開価格の2.5倍以上でロックアップが解除されます。
AVILENは人気のAIベンチャーで業績も好調なため、素直に買いを集めそうです。経営陣も社長を筆頭に若手のエリートが揃っている印象であり、今後のさらなる成長が期待されます。
ただ、現在はAIバブルも沈静化している中で初値買い意欲も低下しており、AVILENは公開規模もやや大きめでロックアップ解除後の玉も多いことから、公開価格の1.5倍~2倍程度が目安になるとみています。
現時点での個人的評価は「B」としておきます。
AVILEN(アヴィレン)のIPO取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 極東証券 岡三証券 岩井コスモ証券 丸三証券 松井証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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AVILEN(アヴィレン)IPOの初値予想
現時点での初値予想は3,650円としておきます。
※想定価格= 2,000円:仮条件決定前
9/7(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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