くすりの窓口のIPO評価と初値予想です。
くすりの窓口の上場日は10/4(水)で、IPOの申し込みは9/19(火)からスタートします。
くすりの窓口の概要
くすりの窓口は、薬局・医療・介護向けに「メディア事業」「みんなのお薬箱事業」「基幹システム事業」の3事業を展開しています。
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会社名 | くすりの窓口 |
代表者 | 堤 幸治(47歳) |
所在地 | 東京都豊島区池袋2-43-1 池袋青柳ビル4F |
設立 | 2004年 |
従業員数 | 309人(連結434人) |
IPO調達資金使途 | システム・ソフトウエア開発資金 |
くすりの窓口の前身は光通信(9345)の子会社である株式会社EPARKの調剤薬局部門であり、その後は一時フリービットの子会社を経て、現在に至ります。
「メディア事業」では患者の利便性、薬局の効率性・生産性などの向上を目的としたサービスを展開し、国内最大級の薬局・ドラッグストア検索予約サイト「EPARKくすりの窓口」やお薬手帳アプリ「EPARKお薬手帳」を運営しています。
「EPARKくすりの窓口」の導入実績
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「EPARKお薬手帳」の導入実績
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「みんなのお薬箱事業」では、薬局や医療機関に代わって医薬品卸に対する医薬品の仕入価格交渉を代行する「みんなの共同仕入れサービス」を展開するほか、医薬品の在庫管理・自動発注システムの「eオーダーシステム」や、薬局向けの医薬品在庫売買サイト/アプリ「みんなのお薬箱」を提供しています。
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「基幹システム事業」では、調剤薬局、医療機関、介護施設に必要な事務処理システムや情報システムなどを開発販売しています。
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⇒ くすりの窓口のサービス(HP)
くすりの窓口の業績推移
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くすりの窓口のIPO評価
くすりの窓口の公開規模は想定価格ベースで約52.8億円となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されるほか、6万株を上限として従業員持ち株会に割り当てられる予定です。
既存の残株主には上場後180日のロックアップが掛かっていますが、VCが保有する残株の186.5万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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同社の業績は今期も二桁の増収増益を見込むなど好調に推移しており、事業的にも安定的な成長が見込めそうな印象です。
ただ、同社の公開規模は海外への配分があるとはいえ想定価格で約52億円と大きく、ネット証券が主幹事ということで初値での売り圧力も強そうなことから、需給面の不安は残ります。
とりあえずは仮条を確認したいところであり、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
くすりの窓口IPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 岡三証券 大和証券 SMBC日興証券 みずほ証券 東海東京証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 極東証券 松井証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
くすりの窓口IPOの初値予想
現時点での初値予想は1,840円としておきます。
※想定価格= 1,640円:仮条件決定前
9/14(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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