ナイルのIPO評価と初値予想です。
ナイル(NyLE)の上場日は12/20(水)で、IPOの申し込みは12/5(火)からスタートします。
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ナイルの概要
ナイルは、DXやマーケティング支援を行うホリゾンタル事業や、マイカーサブスクサービスの自動車産業DX事業を展開しています。
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会社名 | ナイル |
代表者 | 高橋 飛翔(38歳) |
所在地 | 東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F |
設立 | 2007年 |
従業員数 | 235人 |
IPO調達資金使途 | 採用費・人件費、広告宣伝費 |
ホリゾンタルDX事業では、DX&マーケティング事業として創業以来培ってきた技術やノウハウを活かし、コンサルティングサービスを主軸としつつ、生成AIによる自動化支援、メディア開発・運営及びデジタル広告に関するソリューションを提供しています。
また、メディア&ソリューション事業では、複数のメディアの開発・運営やデジタル広告に関するソリューションを提供しており、スマートフォンアプリ情報メディア「Appliv」、スマホユーザー向けのライフスタイル情報メディア「Appliv TOPICS」、アプリ事業者向けのデジタル広告ソリューション「NYLE TRIDE」などを運営しています。
2018年に立ち上げた自動車産業DX事業では、個人向けのオンライン日本車リース仲介サービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を展開しています。
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各事業別の販売実績推移と主な販売先
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⇒ ナイルの事業紹介(HP)
⇒ ナイルの目論見書
ナイルの業績推移
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ナイルのIPO評価
ナイルの公開規模は想定価格ベースで約24.5億円(想定仮条件の中間値で計算)で、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっていますが(制度ロックアップ含む)、VC7社を含む約227万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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ナイルは年々順調に売上を伸ばしている中、近年は個人向けのマイカーリース事業で売上を拡大させています。
ただ、減少傾向とは言え利益ベースではまだ赤字であり、DXやマーケティングを中心としたホリゾンタル事業の利益をカーリース事業の損失で食いつぶしている格好です。
今後は売上比率が50%に迫る自動車産業DX事業の成否がポイントになりそうですが、マイカーサブスクはライバルも多くトヨタのKINTOでも苦戦しており、楽観はできません。
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公開規模も海外への販売があるとはいえ約21.9億円~約27.2億円(想定仮条件ベース)と軽くはなく、公募よりも売出しが多め(約77%)のも気になるところです。
幅のある想定仮条件から仮条件がどの程度で設定されるかにもよりますが、現時点での個人的評価は「D」としておきます。
ナイルIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 マネックス証券 岡三証券 丸三証券 東洋証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ナイルIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,650円としておきます。
※想定価格= 1,440円~1,790円(@1,615円):仮条件決定前
12/4(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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