SBIリーシングサービスのIPO評価と初値予想です。
SBIリーシングサービスの上場日は10/19(水)で、IPOの申し込みは10/3(月)からスタートします。
⇒ SBIリーシングサービスIPOの上場承認!IPO基礎情報と初値予想!
SBIリーシングサービスの概要
SBIリーシングサービスは、航空機、船舶等を対象としたオペレーティング・リース事業に投資するファンドの組成・販売を手掛けています。
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SBIリーシングサービスは、金融商品仲介業や住宅ローン・保険等の取扱いを行うSBIマネープラザが、2016年に開始したオペレーティング・リースファンド事業につき、当該事業の拡大を目指し、同社から当該事業を担っていたファンド組成部門を独理知させ、2017年4月に設立されました。
SBIリーシングサービスの沿革
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主力のファンド事業では、投資家からの出資金や金融機関からの借入金にて、航空機、船舶などの大型償却資産を購入し、航空会社や海運会社などの借り手(レッシー)にオペレーティング・リース形式で賃貸する事業を行います。
リース満了時には、リース物件を市場で売却する等により、キャピタルゲインの獲得を目指します。
また、リース事業案件の組成や管理、任意組合へのリース物件売却、投資家への匿名組合出資持ち分の販売を行うことで手数料や売却の収益を得ており、組成するファンドはJOL(日本型オペレーティング・リース)とJOLCO(購入選択権付日本型オペレーティング・リース)という契約終了時条件の異なるリース取引を用いています。
JOLスキーム
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JOLCOスキーム
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SBIグループ拠点・営業体制を活用した全国販売網
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SBIリーシングサービスの業績推移
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SBIリーシングサービスIPOの評価
SBIリーシングサービスは市況に左右されない商品提供体制の強化を目指しており、今後は船舶JOL商品の取組を検討しています。
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SBIリーシングサービスの公開規模は想定価格ベースで約75.4億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
SBIリーシングサービスはSBIホールディングスの子会社で、上場後もSBIホールディングスの持ち分は6割超となり親子関係は継続します。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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同業他社がコロナ禍で航空機リースの低迷に苦しむ中、同社は逆に活況となった船舶やコンテナ中心のファンドの比率を上げて業績を伸ばしたようです。
また、同社は信用度の高い親会社の販売ルートを活用できることも強みとなっているようであり、現在は航空機リースも回復基調で、今期の業績も好調に推移しています。※第4期はリース取引の借り手であるLATAM airlines S.Aの破綻で減損損失を計上
親子上場のIPOということで機関投資家がどこまで参戦してくるか不安は残りますが、予想会社も想定価格に割安感があるとしており、現時点ではそれなりに堅調な初値が期待できるとみて、個人的評価は「C」としておきます。
SBIリーシングサービスIPOの取扱い証券会社
主幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 SBI証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 松井証券 岩井コスモ証券 極東証券 SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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SBIリーシングサービスIPOの初値予想
現時点での初値予想は3,850円とします。
※想定価格= 2,980円:仮条件決定前
9/30(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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タグ :IPO評価 SBIリーシングサービス
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