ロココのIPO評価と初値予想です。
ロココの上場日は12/20(水)~12/26(火)の範囲で、IPOの申し込みは12/4(月)からスタートする予定です。
ロココの概要
ロココは、ITアウトソースサービスやコールセンター・BPOサービスのほか、システム開発や導入支援などクラウドソリューションを提供しています。
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会社名 | ロココ |
代表者 | 長谷川 一彦(71歳) |
所在地 | 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-1-5 日本生命御堂筋八幡町ビル3F |
設立 | 1994年 |
従業員数 | 554人(連結637人) |
IPO調達資金使途 | 人材雇用・研修教育費、海外進出のための現地市場調査費、借入金返済 |
ロココは1994年設立で、企業に対するアウトソーシングサービスを中心に展開しています。
ロココの沿革
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事業的にはITO・BPO事業とクラウドソリューション事業に分かれており、一貫したフルサポートサービスを提供しています。
各事業のビジネスモデル
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なお、イベントサービス事業において旧ジャニーズ関連のイベントに対するリスクが明記されています。
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⇒ ロココのDX(HP)
⇒ ロココの目論見書
ロココの業績推移
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ロココのIPO評価
ロココのIPOは、新ルール下で上場日に幅を持たせた形のIPOになります。
ロココの公開規模は想定価格ベースで約11.0億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有ありません。
上位株主には上場後90日のロックアップが掛かってますが、上場時に売却可能な既存株も約20万株ほどあるようです。
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ロココは今期の減益予想や今後の旧ジャニーズ系のイベント減少等を考慮してか、想定価格で計算した予想PERは約6倍と割安な印象です。
確かに旧ジャニーズ系イベントが減少すると痛そうですが(2022年度の売上実績は約7.23億円で総売上の約10.44%)、他のイベント自体はコロナの収束での今後増加が見込まれており、同社はこれまでの実績から何らかの代替が可能と思われます。
また、IT系のアウトソーシングやDX関連のサービスは堅調で、クラウドソリューションではServiceNow事業やイベント関連の顔認証システムも好調のようです。
ロココは東証スタンダードへの上場ですが、比較的小さめの公開規模でVCの保有もないことから、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
ロココIPOの基礎情報
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 岩井コスモ証券 岡三証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ロココIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,000円としておきます。
※想定価格= 710円:仮条件決定前
11/30(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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