早稲田学習研究会のIPO評価と初値予想です。
早稲田学習研究会の上場日は12/22(金)~12/28(木)の可変型で、IPOの申し込みは12/6(水)からスタートする予定です。
※当サイトには広告(PR)が含まれます
早稲田学習研究会の概要
早稲田学習研究会は、埼玉・栃木・群馬を中心に、小学生・中学生・高校生を対象とした学習塾を運営しています。
※クリックで拡大します
会社名 | 早稲田学習研究会 |
代表者 | 柳沢 武志(43歳) |
所在地 | 本社:東京都中央区京橋1-6-11 カンケン京橋ビル7F 統括本部:群馬県太田市浜町10-53 |
設立 | 1993年 |
従業員数 | 381人 |
IPO調達資金使途 | 新規開設の店舗設備への投資 |
早稲田学習研究会は1987年に群馬県太田市で僅か数名の生徒でスタートし、現在は18,000名の生徒が通う塾に成長しています。
早稲田学習研究会の沿革
※クリックで拡大します
現在は、小学生・中学生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミ」(ゼミ部門)を主力とし、高校生対象の集団指導塾「W早稲田ゼミハイスクール」(ハイ部門)、小中高生対象の個別指導塾「ファースト個別」(ファースト個別部門)を運営しています。
事業系統図
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
早稲田学習研究会は、埼玉・栃木・群馬で圧倒的な実績を誇ります。
※クリックで拡大します
⇒ W早稲田ゼミの強み(HP)
早稲田学習研究会の業績推移
※クリックで拡大します
※クリックで拡大します
早稲田学習研究会のIPO評価
早稲田学習研究会は、上場日に幅を持たせた形のIPOになります。
早稲田学習研究会の公開規模は想定価格ベースで約35.7億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主は同社代表の吉原氏と同社役員等が議決権の過半数を占める企業のみで、上場時に代表が保有の約59.0%(OA分を除く)を売出し、残株には上場後90日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)。
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
同社は1987年の設立で業界では比較的新しい勢力と思われますが、都内集中で鎬を削る大手をよそに、郊外の人口増加地域へのドミナント戦略で一気にシェアを拡大させた感じでしょうか。
業績的にも近年はペースを落としつつも増収増益を続けており、利益ベースで約15億円と結構な事業規模を有しています。
とは言え、学習塾は少子化の影響をダイレクトに受ける上、以前からレッドオーシャンの市場でパイの奪い合いが続いているイメージがあり、将来的な不安は払拭できません。
また、公開規模も想定価格ベースで約36億円と重めな中、創業者の売出し比率も大きく、オファーリングレシオが約38.4%と高めなのも気になるところです。
ただ、同社は配当性向50%以上を目安としており、今期(2024年3月期)の配当は52.8円の予定なので、想定価格での配当利回りは約5.8%にもなることから、下値は限られると思われます。
現時点での個人的評価は「D」としておきます。
早稲田学習研究会IPO取り扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 岩井コスモ証券 大和証券 極東証券 SBI証券 楽天証券 岡三証券 松井証券 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
前受金不要の岡三オンライン!IPO取り扱い急増!
早稲田学習研究会IPOの初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺としておきます。
※想定価格= 910円:仮条件決定前
12/4(月)~12/8(金)に決定される仮条件後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
コメントフォーム