SOLIZEのIPO評価と初値予想です。
SOLIZEの上場日は2/7(水)で、IPOの申し込みは1/23(火)からスタートします。
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SOLIZEの概要
SOLIZEは、顧客企業の製品開発に対してエンジニアの派遣・請負で支援するほか、3Dプリンターによる施策/最終製品の制作、製品開発のコンサルティング等を手掛けています。
SOLIZEのビジネスモデル
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会社名 | SOLIZE |
代表者 | 宮藤 康聡(57歳) |
所在地 | 東京都千代田区三番町6番3号 三番町UFビル3F |
設立 | 1990年 |
従業員数 | 1683人(連結1983人) |
IPO調達資金使途 | 設備投資、運転資金 |
SOLIZEは1990年の創業(旧社名インクス)で、2009年には民事再生を図り、2013年にSOLIZEとして新なにスタートを切っています。
民事再生の経過と原因
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現在の事業は所属のエンジニアを技術派遣してエンジニアリングやコンサルタントで支援する「デザイン事業」と、3Dプリンターで試作モデルや製品製作を行う「マニュファクチュアリング事業」に分かれており、セグメント別の売上高構成比では、デザイン事業の売上が約8割を占めています。
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同社グループのエンジニア数は毎年増加しており、派遣契約の時間単価や派遣ビジネスの稼働率も順調に上昇しています。
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平均時間単価とビジネス稼働率の推移
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SOLIZEの事業の特徴
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⇒ SOLIZEのサービス・ソリューション(HP)
SOLIZEの業績推移
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SOLIZEのIPO評価
SOLIZEの公開規模は想定価格ベースで約15.8億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。※東京中小企業投資育成(株)が30万株(約6.51%)保有
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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過去の破綻歴は印象が悪いですが、現在はエンジニア派遣を主力として着実に業績を伸ばしており、2023年12月期の予想PERは想定価格で約10.5倍と割安感があります。※ただし今期の業績予想は非開示
SOLIZE(ソライズ)の公開規模は想定価格ベースで約15.8億円と小型ではありませんが荷もたれ感もない水準であり、上場時に余計な売り圧力はありません。
IPO株の不振を考えると地合い的な不安は拭えませんが、SOLIZEは新年第一号のIPOということで注目されそうであり、それなりの買いを集めるとみています。
とりあえずは仮条件を確認したいところであり、現時点での個人的評価は「C-」としておきます。
SOLIZE(ソライズ)IPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | 野村證券 SMBC日興証券 みずほ証券 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 DMM株(委託?) |
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SOLIZEのIPO初値予想
現時点での初値予想は1,850円としておきます。
※想定価格= 1,380円:仮条件決定前
1/22(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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