JRC(6224)のIPO評価と初値予想です。
JRC(6224)の上場日は8/9(金)で、IPOの申し込みは7/25(火)からスタートします。
⇒ JRC(6224)IPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
JRC(6224)の概要
JRC(6224)は、ベルトコンベヤ部品の設計・製造・販売や、コンベヤ設備の運用改善・メンテナンス、ロボットを活用した自動設備などの設計・製造・販売等を手掛けています。
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会社名 | JRC |
代表者 | 浜口 稔(58歳) |
所在地 | 大阪市西区阿波座2-1-1 大阪本町西第一ビルディング6F |
設立 | 1991年(創業は1961年の浜口商店) |
従業員数 | 271人(連結335人) |
IPO調達資金使途 | 自動組み立て機の新設投資 |
JRC(6224)は、JRC(6224)は1961年の創業以来、ベルトコンベヤ部品を必要とされる幅広い業界から数多くの評価をいただき、国内ではトップシェア(約50%)を保持しています。
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JRC(6224)は、JRC(6224)は、日本全国に工場4拠点、営業所8拠点、物流センター2拠点の事業拠点を擁し、豊富な在庫とネットワークを活かした即納体制を確立しており、大量~小ロット・特注対応まで短納期を実現します。
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主力のコンベヤ部品事業では、「屋外用コンベヤー」の部品(アイドラ、ローラー、プーリー、ベルトクリーナー等のコンベヤ周辺機器)を設計、製造、販売しています。
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ロボットSI事業では、ロボット及び機器・設備メーカーとエンドユーザーとの間に立ち、ロボットを稼働状態にする役割を担う「ロボットSler」として、強味を活かし「ALFIS」ブランドで提供していいます。
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⇒ JRC(6224)のソリューション(HP)
JRC(6224)の業績推移
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JRC(6224)のIPO評価
2023年2月期のセグメント別売上高構成比は、コンベヤ事業が約94.4%、ロボットSI事業が約5.6%となっています。
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JRC(6224)の公開規模は想定仮条件ベースで約63.8億円~78.7億円(中間値@71.3億円)となり、欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)に販売されるほか、、取引先4社と従業員持ち株会に計4.15億円を上限に親引けで販売される予定です。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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JRC(6224)はベルトコンベヤ部品で約50%のシェアを誇る業界の最大手であり、長年の実績から取引企業も多く、業績は堅調に推移しています。
同社は労働人口の減少で需要の拡大が見込めるロボットSI事業も手掛けるなど今後の新たな成長も期待できそうですが、やはりVCファンド(インテグラル)の出口案件である点は気掛かりです。
また、幅を持たせた想定価格は、会社・ファンド・主幹事間でコンセンサスが取れていない印象も受けるため、まずは機関投資家らの意見を反映した仮条件を確認したいところです。
現時点での個人的評価は「D」としておきます。
JRC(6224)のIPO基礎情報
主幹事証券 | SMBC日興証券
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幹事証券 | 大和証券 SBI証券 三菱UFJMS証券 岩井コスモ証券 松井証券 丸三証券 東海東京証券 楽天証券 岡三証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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JRC(6224)IPOの初値予想
現時点での初値予想は1,100円としておきます。
※想定仮条件= 900円~1,110円(@1,005円):仮条件決定前
7/24(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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