アスタリスクのIPO評価と初値予想です。
アスタリスクの上場日は9/30(木)で、IPOの申し込みは9/10(金)からスタートします。
アスタリスクの事業概要
アスタリスクは、「モノ認識」と「モバイル」を軸とした事業展開を行っている企業で、事業内容は「AsReader事業」と「システムインテグレーション事業」の2つに区分されます。
AsReader事業は「自動認識技術を使った製品。サービス」の開発・販売を行っており、スマートフォンやタブレットに代表されるモバイル機器による業務改善をコンセプトに、モバイル機器に装着して使用するバーコードリーダーやRFIDリーダーなどのハードウェアの開発・販売を中心に事業を展開しています。
主力製品であるAsReaderには、1次元、2次元のバーコードを読むバーコードリーダーとRFタグのデータを読み込むRFIDリーダー、自動販売機業界で活用されているIrDAに対応した赤外線通信リーダー、画像認識技術を用いたセミセルフレジなどがあります。
AsReaderシリーズの導入業界と利用シーン
システムインテグレーション事業では、ハードウエア、ソフトウエア、ネットワークなどを組み合わせて、ユーザーのシステムを構築して提供しており、「モバイル端末での利用を中心とした業務用アプリケーション」「AsReaderによるクラウド型業務システム」などの業務システムの構築を主力としています。
アスタリスクは、国内よりも市場規模の大きい海外展開にも力を入れており、米国(2015年)や欧州(2018年)にも連結子会社を設立し、現地法人で販売活動を行っています。
海外における活動実績
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アスタリスクの業績推移
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アスタリスクIPOの評価
アスタリスクの主力はAsReader事業(約8割)で、主な販売先はソフトバンクとなっています。
また、今期は第3四半期で既に前期の売上実績を超過しており、利益ベースでも過去最高益を見込んでいるようです。
アスタリスクの公開規模は想定価格ベースで約12.4億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)は8社で約25万株保有しています。
既存株主には上場後90日のロックアップが掛かってますが、VCを含む法人・個人が保有する計40.3万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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アスタリスクIPOは足元の業績も好調に推移しており、公開規模も大きくなく、IPOも公募のみで強気姿勢です。
売出しゼロなのでロックアップ解除後の玉には注意が必要ですが、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が望めるIPOとみています。
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アスタリスクIPOの基礎情報
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アスタリスクIPOの初値予想
現時点での初値予想は5,150円とします。
※想定価格=3,080円:仮条件決定前
9/8(水)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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