エブレンがIPO(新規上場)承認されました。
エブレン(EBRAIN)の上場日は6/29月(月)で、上場市場はジャスダック・スタンダードとなります。
主幹事は野村證券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は6/11(木)~6/17(水)となってます。
本日は4月の上場を延期していたコパ・コーポレーション(7689)のIPOも再度新規承認されています。
IPOは長らくお休みでしたが、6月末はプチIPOラッシュの様相となってきました。
エブレン(6599)の事業概要
エブレン(EBRAIN)は、産業用コンピュータ及びその周辺製品の開発・製造を手掛けている企業です。
エブレン(EBRAIN)は、それら組込型コンピュータ(産業用コンピュータ)及びその周辺機器を、大手メーカー(産業用電子機器メーカーや機械装置メーカー等)に販売しています。
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エブレンは、産業用電子機器のバックボード(バックプレーン)とコンピュータバスラックを中心とした電子機器および工業用コンピューターの本体まわりの設計と生産技術が専門領域です。
エブレンでは、通信機器/電子応用装置/電気計測機器/交通関係装置/防衛・セキュリティー機器の5つの分野で活躍しています。
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エブレンはデータベースの蓄積を背景とした設計開発力が強みであり、長年の実績をもとに、設計回路のパターン・個々の電子部品特性等は過去の類似案件を応用し、多種少量のカスタム製品でも設計期間の短縮化、コストの低減など量産効果を発揮します。
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エブレン(6599)の各種経営指標
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エブレン6599)のIPO基礎情報
証券コード | 6599 |
社名 | エブレン株式会社 |
業種 | 電気機器 |
事業内容 | 産業用電子機器・工業用コンピュータの設計・製造・販売 |
上場日 | 6/29(月) |
上場市場 | JASDAQスタンダード |
公募株数 | 142,900株 |
売出株数 | 127,000株 |
OA | 40,400株 |
想定発行価格 | 1,050円 |
仮条件 | 6/9に決定 |
最低必要金額 | 10.5万円 |
吸収金額 | 3.3億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 16.1億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 6/11~6/17 |
公募価格決定日 | 6/18 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | いちよし証券 マネックス証券 楽天証券(委託取扱い) DMM株(委託?) |
野村證券が主幹事で、幹事団は計3社のみです。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
エブレン(6599)IPO評価
エブレンは業種的に「電気機器」の分類で、マザーズではなくジャスダックへの上場となります。
エブレンは1973年の創立で、産業用電子機器の設計・製造分野において、最高のソリューションを提供し続けることのできるブレインでありたいとの願いで、事業を拡大してきたようです。
社名EBRAINの「E」はElectronicsの「E」
エブレン(6599)の公開規模は想定価格ベースで約3.2億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
筆頭株主は代表取締役社長の上村氏で総株数の約47%を保有(上場後:約32.6%)し、代表の管理会社(約18%保有)や親族保有分を合わせれば、上場後も約53%になります。
上位株主には上場後90日ロックアップが掛かっており(社員持株会の保有分は180日)、価格による解除条項はありません。
業種的にも業績的にも地味目のIPOですが、公開規模が小さいので需給面での妙味がありそうですね。
まずは予想会社の評価や地合いを見ながら参加スタンスを決めたいと思います。
エブレン(6599)の初値予想
一発目の初値予想は後日追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄は近日中に更新します
2,000円(初値予想第一弾:6/1記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する6/9(火)以降にアップします
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