インバウンドテックがIPO(新規上場)が承認されました。
インバウンドテックIPOの上場日は12/18(金)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事は東海東京証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/3(木)~12/9(水)となってます。
12/18(金)も2社同時上場となり、これで12月の第3週は4日間で12社のIPOとハードなスケジュールになってます。
また、本日はいつも(7694)とポピンズホールディング(7358)のIPOも新規承認されています。
インバウンドテックIPOの各種経営指標
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インバウンドテックIPOの基礎情報
証券コード | 7031 |
社名 | 株式会社インバウンドテック |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 24時間365日・多言語対応コンタクトセンター運営事業、セールスアウトソーシング事業 |
上場日 | 12/18(金) |
上場市場 | 東証マザーズ |
公募株数 | 186,200株 |
売出株数 | 20,000株 |
OA | 30,900株 |
想定発行価格 | 5,700円 |
仮条件 | 12/1に決定 |
最低必要金額 | 57.0万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 13.5億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 48.4億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 12/3~12/9 |
公募価格決定日 | 12/10 |
主幹事証券 | 東海東京証券 |
幹事証券 | SBI証券 香川証券 エイチ・エス証券 エース証券 水戸証券 DMM株(委託?) |
主幹事は口座数も少なくて個人的に相性の良い東海東京証券なので期待したいところです。
↓口座数が少なくて狙い目の東海東京証券↓
インバウンドテックは2018年6月に一度上場を中止しており、今回は約2年半を経て仕切り直しでのIPOとなります。
インバウンドテックは、営業機能を備えた24時間365日・多言語対応のカスタマーサービスを展開している企業です。
※2018年8月時点の動画
インバウンドテックIPOの公開規模は想定価格ベースで約13.5億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有は4社で7.15万株あります。
筆頭株主はリンクアンドモチベーション(2170)の100%子会社であるa2media(エー・ツー・メディア)で、総株数の約21%、第2位は取締役の下大薗豊で約14%、第3位は業務提携先しているグローバルキャスト(約10%)となっています。
他の上位株主には光通信(約7%)やベクトル(約4%)の名前も見られ、代表の東間大氏は約4%の保有となってます。
今回のIPOにおける売出しでは、グローバルキャストと下大薗豊が持株の一部を売出しますが(下大薗はOA分の拠出)、それぞれの保有株に占める割合は僅かです。
一部VCを含む上位株主には上場後180日・90日のロックアップがかかっていますが、そのうち約43万株分に対しては公開価格の1.5倍で初値形成後にロックアップが解除されます。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
業績的には当初上場を予定していた期には大幅な減益となったようですが、翌期には回復しており、今期も売上進捗は悪いですが利益進捗は良さげですね。
時価総額も想定価格ベースでは当時比較で約1.5倍になっており、パッと見では2年半前と比べて株主構成にも大きな変化はないようです。
インバウンドテックのIPOは小型とまでは言えませんが、想定単価が高いので枚数的には2,371枚しかありません。
他と同じように過密日程は気になりますが、インバウンドテックは当時の事前評価も高かったので、今回も期待できそうなIPOに見えます。
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :2020IPO インバウンドテック再 上場承認
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