テノ.ホールディングス(7037)がIPO(新規上場)承認されました!
テノ.ホールディングス(7037)の上場日は12/21(金)で、上場市場は東証マザーズと福証Qボードとなります。
主幹事は野村證券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は12/5(水)~12/11(火)となってます。
テノ.ホールディングス(7037)のIPOは、今年の8月に一度IPO承認されて上場延期となっていたIPOです。
【過去記事】
⇒ テノ.ホールディングスIPOの初値予想とIPO参加スタンス
一度上場中止になると少し間を置いてから、というパターンが多いのですが、まさか3か月で出てくるとは思いませんでした(汗)
しかも上場日が12/21(金)と他のIPOに割って入る形で…。
今日現在で上場日まで1か月を切ってますから、今回は特例ですね。
テノ.ホールディングスIPO(7037)の事業内容
テノ.ホールディングス(7037)は、公的保育所や受託保育所の運営、その他の幼稚園や保育所に対する保育士派遣、ベビーシッターサービス・ハウスサービスの提供、tenoSCHOOL(保育士養成講座等)の運営を手掛けています。
社名の「テノ」は、「もっと愛情を…もっと安心を…「手の」ぬくもりを伝えたい」という、熱い想いに由来します。
事業系統図
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公的保育事業では、社会課題ととなっている待機児童解消に貢献することを目的に事業展開を行っており、平成30年10月31日時点で首都圏を中心に認可保育所47施設、認証・認定保育所等6施設を直営で運営し、一部を除き「ほっぺるランド」というブランド名で展開しています。(8月時点と同数)
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受託保育事業では、女性の就業率が高まる中で、病院や企業等で勤める従業員の仕事と子育ての両立支援を目的に事業展開しており、平成30年10月31日時点で、九州を中心に受託保育所142施設、学童保育所32施設、わいわい広場25施設を受託して運営しています。(8月時点より学童保育所とわいわい広場が1施設ずつ増加)
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他にも女性の育児・家事・介護を支援する家庭総合サービスとして、保育人材の派遣、ベビーシッターサービス(生後2か月から12歳まで対象)の提供など多くのサービスを展開しています。
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テノ.ホールディングスIPOの各種経営指標
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テノ.ホールディングス(7037)のIPO基礎情報
証券コード | 7037 |
社名 | 株式会社テノ.ホールディングス |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 直営保育所・受託保育所の運営、幼稚園や保育所に対する保育士派遣、ベビーシッターサービス・ハウスサービスの提供、tenoSCHOOL(保育士養成講座等)の運営 |
上場日 | 12/21(金) |
上場市場 | 東証マザーズ・福証Qボード |
公募株数 | 350,000株(前回と同様) |
売出株数 | 0株(前回は50,000株) |
OA | 52,500株(前回は60,000株) |
想定発行価格 | 1,900円(前回は4,440円) |
仮条件 | 12/4に決定 |
最低必要金額 | 19.0万円 |
吸収金額 | 7.6億円(想定価格で計算)(前回は20.4億円) |
時価総額 | 27.7億円(想定価格で計算)(前回は64.8億円) |
BB期間 | 12/5~12/11 |
公募価格決定日 | 12/10 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 みずほ証券 FFG証券 西日本シティTT証券 岡三証券 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) |
主幹事含めて幹事団は変わってないので、前回同様にカブドットコム証券や岡三オンライン証券の委託幹事入りも期待できます。 ⇒ 決定しました!
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テノ.ホールディングス(7037)のIPO評価
テノ.ホールディングス(7037)は、社会問題化している待機児童問題を含め、女性の社会進出など女性のライフステージを応援するビジネスとなってます。
国策にも合致しており、まだまだ社会の実情に追いつかない状態でもあるため、今後も様々な分野で成長が見込めそうです。規模はまだ小さいですが、業績も順調に拡大しているようです。
※この3か月で学童保育所とわいわい広場が1施設ずつ増加しています。
現在は地域的に九州と東京が中心ですが、今後は他の地域での展開も期待できそうです。
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公開規模は想定価格ベースで約7.6億円と小さくなっており、代表の池内比呂子氏含む上位株主には上場後90日のロックアップがかかっています(価格による解除条項なし)
VC(ベンチャーキャピタル)の保有は20万株あり、上場後90日のロックアップがかかっていますが、こちらは公募価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
前回IPO承認時からの変更点
前回からの大きな変更点は想定価格です。前回の4,440円 ⇒ 1,900円とはビックリですね。
上位株主の構成や持ち株比率にも大きな変更はなく、前回あった売出しの5万株が無くなり、それに伴いOA分が少し減って公開株数が460,000株 ⇒ 402,500株(57,500株減少)になったくらいです。
業績的にもこの3か月間は順調に推移していたようですし、他でも特に大きく変わった点は見当たりませんでした。
この3か月で企業価値が一気に6割近くも毀損するとも思えませんが、私がどこか見逃しているのかもしれません…。何か今後判明したら追記します。
しかし、よくVCが承認しましたね…。
何はともあれ、現時点では前回に比べて想定価格が大幅にディスカウントされて公開規模も少なくなったので、突然の上場延期分を差し引いても投資魅力度は上がるはずですが…。
しかし、先にも書いたように「見逃している点」があるかもしれないので、まずは予想会社の評価やコメントを待ちたいと思います。
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テノ.ホールディングス(7037)IPOの初値予想
一発目の初値予想は11/30(土)か12/1(日)に追記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も後日更新します
3,500円(初値予想第一弾:12/1記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する12/4(火)後にアップします
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タグ :2018IPO テノ.ホールディングス 上場承認
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