アンビスホールディングスがIPO(新規上場)承認されました。
アンビスホールディングス(7071)の上場日は10/9(水)で、上場市場はJASDAQスタンダードとなります。
主幹事は前受金不要の野村證券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は9/20(金)~9/27(金)となってます。
本日はAI CROSS(4476)のIPOも新規承認されており、これで10月のIPOは5社となりました。
アンビスホールディングスの事業内容
アンビスホールディングス(7071)は、住宅型有料老人ホームなど「医心館」施設内における訪問看護、訪問介護、居住介護支援および障がい者支援などの各種サービスの提供と施設運営による「医療施設型ホスピス」事業 を展開している企業です。
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同社は医療施設型ホスピス事業(医心館事業)を中核事業として、出店戦略の企画から協力医療機関の獲得、顧客営業先の開拓、集客・サービス提供状況の分析及び改善、適正運営の確保、診療/介護報酬請求、債権管理、物品調達までのサポートを行うことで一気通貫型の地域医療/看護の強化再生ビジネスモデルを展開しています。
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同社の事業の背景には、医療依存度が高い方の退院後の行先に係る問題「医療ケア難民化」があり、「医心館」では、がんの末期状態にある方、特定疾患等の難治性の病を患う方、人工呼吸器の装着や気管切開で呼吸管理が必要な方、看取りの対応の方など、これらの方々に対して退院後の行先を提供しております。
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また、原則として医師、薬剤師や介護支援専門員(ケアマネジャー)を外部化することで、事業の透明性と公正性を担保し、同時に医療依存度が高い方へのケアへの共感を軸に協業を図ることで、在宅医療を含めた地域包括ケアシステム屋「地域医療」のプラットフォームを組み立てることを特徴としています。
医心館と地域医療機関との協業スキーム
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アンビスホールディングスの各種経営指標
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アンビスホールディングス(7071)IPO基礎情報
証券コード | 7071 |
社名 | 株式会社アンビスホールディングス |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 住宅型有料老人ホーム等「医心館」施設内における訪問看護、訪問看護、居住介護支援及び障碍者支援等の各種サービスの提供と施設運営による「医療施設型ホスピス」事業 |
上場日 | 10/9(水) |
上場市場 | JASDAQスタンダード |
公募株数 | 1,000,000株 |
売出株数 | 100,000株 |
OA | 165,000株 |
想定発行価格 | 2,610円 |
仮条件 | 9/18に決定 |
最低必要金額 | 26.1万円 |
吸収金額 | 33.0億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 287.1億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 9/20~9/27 |
公募価格決定日 | 9/30 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SBI証券 DMM株(委託?) |
主幹事は野村證券で、他に決定している幹事はSBI証券のみとなっています。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
アンビスホールディングスのIPO評価
アンビスは2013年に訪問看護・訪問介護事業で三重県桑名市に設立され、現在は1都9県に医療施設型ホスピス「医心館」19施設を展開しています。
潜在的なニーズが多いためか業績も非常に好調で、既に今期は第3四半期で売上・利益共に前期の実績を越えています。
ホスピス事業は一般的な医療や介護とは違いデリケートな部分がありますが、今年の3月に上場した日本ホスピスホールディングス(7061)は好調な初値(約1.5倍)から現在の株価も順調に推移しています。
アンビスホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約33.0億円で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、100名を超える従業員(役員含む)にも細かくストックオプションを付与しています(SO計で約46万株)
上位株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
まずは予想会社の評価を待ちとしますが、業績も好調で日本ホスピスのイメージもあるため、それなりに期待できそうなIPOに見えます。
アンビスホールディングスの初値予想
一発目の初値予想は9/8(日)か9/9(月)に追記記します
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も後日更新します
2,960円(初値予想第一弾:9/9記)
※二発目の初値予想は仮条件が決定する9/18(木)以降にアップします
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タグ :2019IPO アンビスホールディングス 上場承認
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