フーディソンのIPO評価と初値予想です。
フーディソンの上場日は12/16(金)で、IPOの申し込みは12/1(木)からスタートします。
フーディソンの事業概要
フーディソンは2013年の設立で、生鮮流通プラットフォーム事業を展開している企業です。
フーディソンは飲食店向けの食品Eコマースサービス『魚ポチ(うおぽち)』を運営するほか、個人向け鮮魚セレクトショップ『sakana bacca(サカナバッカ)』や食品事業者向け人材紹介サービス『フード人材バンク』を運営しています。
フーディソンは東京都中央卸売市場(豊洲市場と大田市場)からの商品調達力に加え、独自に開拓した全国70か所以上の産地ネットワークを有しており、その物流機能と自社によるEコマースシステムで機能的に商品を供給することが可能となっています。
BtoBコマースサービスの『魚ポチ(うおぽち)』では、WEB上に掲載した水産品2,000種以上に対して15:30~3:00までの注文を翌日に配送しており、小ロット(1尾でもOK)の注文も可能となってます。
個人向け鮮魚セレクトショップ『sakana bacca(サカナバッカ)』では、東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を揃えており、オンラインでの注文のほか、東京都内に8店舗を展開しています。
『フード人材バンク』は、スーパー・小売店・飲食店などに人材紹介を行うサービスで、現在は鮮魚に限らず精肉加工や飲食店従業員など食に関する幅広い職種の人材を紹介しています。
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⇒ フーディソンのサービス(HP)
フーディソンの業績推移
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フーディソンIPOの評価
今期の第2四半期時点でのサービス別売上構成比は、BtoBコマースサービスが約73.6%(前期は約66.3%)、BtoCコマースサービスが約18.3%(前期は約24.3%)となっています。
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フーディソンの公開規模は想定価格ベースで約27.1億円となり、VCは計4社で約41.48万株が残ります。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かっており、VC4社の残約41.48万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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フーディソンは飲食店向けの『魚ポチ(うおぽち)』を主力に売上を伸ばしており、今期は黒字化する見込みです。
今後コロナが収束すればさらなる成長が見込めそうですが、価格競争の激しそうな業界で利益率も低そうであり、現在のインフレによる原材料高や配送費等のコストアップは気になるところです。
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また、上場日の12/16は人気化しそうなRebase(リベース)らと3社同時上場となる過密日程であり、フーディソンはやや地味な印象もある中で公開規模も軽くはないため、資金分散の影響も心配されます。
まずは仮条件を確認したいところであり、現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
フーディソンIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 大和証券 楽天証券 岡三証券 三菱UFJMS証券 松井証券 岡三オンライン(委託取扱い決定!) auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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フーディソンIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,300円とします。
※想定価格= 2,210円:仮条件決定前
11/30(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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