ダイワ通信のIPO評価と初値予想です。
ダイワ通信の上場日は12/26(月)で、IPOの申し込みは12/9(金)からスタートします。
ダイワ通信の事業概要
ダイワ通信は、セキュリティ事業(防犯・監視カメラ等の企画・販売・施工・保守、顏認証技術等を利用したソリューションの提供)を主力とし、モバイル事業(携帯電話等の販売及び代理店業務:ソフトバンクの一次代理店)も展開しています。
セキュリティー事業では、防犯・監視カメラの販売を中心に、カメラを用いた防犯・監視カメラシステムの販売・施工・保守を行い、AIを用いた顔認証システムによる温度測定や入退室管理システムのソリューションも販売しています。
ダイワ通信はセキュリティ商品の拡販を目的とした認定パートナー制度を設けており、全国196社の認定パートナーを年間取引金額に応じたランク分けを行う事で、安定した売上と利益を確保しています。
モバイル事業では、ソフトバンクの一次代理店として北陸地区に10店舗を運営するほか、法人サービスも提供しています。
また、ダイワ通信は様々な新商品やサービスの企画・販売を実行するほか、今後の店舗ビジネスを変える「無人スマートストア」の実用化に向け、実証実験に取り組んでいます。
近年の新商品・サービス実績
無人スマートストア「Face Free Motte Ke!」
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⇒ ダイワ通信のサービス(HP)
ダイワ通信の業績推移
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2023年3月期の業績予想
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ダイワ通信IPOの評価
2022年3月期のセグメント別売上と販売実績は、セキュリティー事業が約56.3%を占めており、主な販売先はソフトバンクとなっています。
ダイワ通信の公開規模は想定価格ベースで約13.8億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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ダイワ通信は防犯カメラ等のセキュリティ事業を主力としており、前期までの検温検知器のコロナ特需を除くと、今期は増収増益の見込みです。
防犯カメラ関連は競合も多いですが市場の拡大が続いているので同社もその恩恵を受けそうであり、直近の新サービスや無人スマートストアの実験なども期待できそうです。
ただ、ダイワ通信の公開規模は大きくないものの当日は3社同時上場でもあり、売出しのみのIPOで東証スタンダードへの上場でもあることから、買い需要は限られそうな印象です。
現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
ダイワ通信IPOの取扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 野村證券 大和証券 今村証券 SBI証券 マネックス証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ダイワ通信IPOの初値予想
現時点での初値予想は1,850円とします。
※想定価格= 1,690円:仮条件決定前
12/7(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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