SHINKOのIPO評価と初値予想です。
SHINKOの上場日は3/22(水)で、IPOの申し込みは3/6(月)からスタートします。
⇒ SHINKO(7120)IPOの上場承認!基礎情報と初値予想!
SHINKO(7120)の概要
SHINKOは、病院や一般診療所に導入されている電子カルテシステムや電子薬歴システム等の保守サービス、医療機関や福祉施設等のITシステム構築・導入支援(ソリューション事業)のほか、システムエンジニアを派遣する人材サービスを手掛けている企業です。
会社名 | 株式会社 SHINKO |
代表者 | 福留 泰蔵(69歳) |
所在地 | 東京都台東区浅草橋五丁目20番8号CSタワー8階 |
設立 | MBOで2014年に設立(前身は新興製作所の100%子会社として1953年に創業:新興印刷電信サービスステーション) |
従業員数 | 804人 |
IPO調達資金使途 | テクニカルセンター拡張のための設備資金、業務システム更新のための設備資金 |
SHINKOの沿革
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保守サービス事業では、システムサポート・機器保守・ヘルプデスクサービスを提供し、PHC社の電子カルテシステム等を中心に約3.5万件の保守契約を締結しており、全国60拠点で24時間365日のオンサイトサービスを提供しています。
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ソリューション事業では、IT機器の選定、販売、設定やネットワークの構築、その他設置作業までをワンストップで提供しています。
人材サービス事業では、IT機器の保守、点検、修理を行うカスタマエンジニア(CE)、システムの設計やネットワークの設計・構築、派遣先企業のフロント営業のサポートを行うシステムエンジニア(SE)を派遣しています。
※うち、NECフィーリング社へ140名超、KDDIグループに60名超
事業系統図
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⇒ SHINKO(7120)のサービス・製品(HP)
SHINKO(7120)の業績推移
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SHINKO(7120)のIPO評価
サービス別売上では、保守サービス事業が約31.4%、ソリューション事業が約52.8%、人材サービス事業が約15.8%となっており、主な販売先はPHC(6523)とKDDI(9433)となっています。
サービス別売上推移と主要販売先
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SHINKO(7120)の公開規模は想定価格ベースで約20.7億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
また、親引けで従業員持ち株会に6万株(想定価格ベースで約1.24億円)分を上限に割り当てる予定です。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
SHINKO(7120)は2度のMBOを経ながらもVCファンドの保有はなく、業績的にも比較的堅調に推移しています。
想定価格(2,060円)ベースで計算したPERは一桁台(約9倍弱)と割安感はあるものの、IT関連とはいえ業種的には卸売業に属します。
上場市場も東証スタンダードということで地味な印象は否めませんが、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
SHINKO(7120)IPOの取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 松井証券 楽天証券 マネックス証券 丸三証券 あかつき証券 DMM株(委託?) |
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
SHINKO(7120)IPOの初値予想
現時点での初値予想は2,500円とします。
※想定価格= 2,060円:仮条件決定前
3/3(金)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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