Retty(ㇾッティ)がIPO(新規上場)承認されました。
Retty(7356)の上場日は10/30(金)で、上場市場は東証マザーズとなります。
主幹事は大和証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は10/15(木)～10/21(水)となってます。
キオクシアが上場中止となったので、Rettyは10月で7社目となります。
Retty(7356)の各種経営指標
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RettyのIPO基礎情報
| 証券コード | 7356 |
| 社名 | Ｒｅｔｔｙ株式会社 |
| 業種 | サービス業 |
| 事業内容 | グルメプラットフォーム「Retty」の運営等 |
| 上場日 | 10/30(金) |
| 上場市場 | 東証マザーズ |
| 公募株数 | 200,000株 |
| 売出株数 | 4,618,600株 |
| OA | 722,700株 |
| 想定発行価格 | 1,150円 |
| 仮条件 | 10/13に決定 |
| 最低必要金額 | 11.5万円 |
| 吸収金額 | 63.7億円（想定価格で計算） |
| 時価総額 | 124.3億円（想定価格で計算） |
| BB期間 | 10/15～10/21 |
| 公募価格決定日 | 10/22 |
| 主幹事証券 | 大和証券 |
| 幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 野村證券 みずほ証券 岩井コスモ証券 いちよし証券 エース証券 DMM株(委託？) |
大和証券を主幹事に4大証券が名を連ねています。
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Retty(7356)は、実名型のグルメプラットフォーム「Retty」を展開しており、実名クチコミの信憑性の高さから年々利用者数や有料稼働店舗数を伸ばしてきましたが、今年はコロナの影響で一時期の月間利用者数も減少に転じています。
ただ、8月の月間利用者数は前年5月比較で約91%にまで回復しており、一時は減少していた有料店舗数も増加に転じています。
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業績的にも前期に黒字化して今年一気に花開く流れに見えましたが、コロナの影響を受けて足踏みしている感じですね。
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Retty(7356)の公開規模は想定価格ベースで約63.7億円と大き目で、公募20万株に対して売出し462万株(OA別途)と売出しが多く、公開株数の半数を上限にアジアを中心とした海外に販売される予定です。
また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有も11社と多く、上場前の時点で総株数の約6割を占めますが、上場時にその大半が売却される予定で、ヤフーを持つZホールディングスに約8億円分を上限とした親引けによる割当も要請しています。
まだ細かく見れてませんが、上位株主や上場後180日のロックアップが掛かっており、一部のVC残分に関しては公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
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コロナ後のIPOは、特にコロナによる影響がなかったり、逆に追い風となるような企業ばかりでしたが、ようやく影響を受けながらも回復してきた企業のIPOが出て来た感じですね。
Retty(7356)は知名度も高かそうで面白そうな業態ですが、飲食店はまだ今後のコロナ次第な部分もあり、また、VCの売出し比率の高さなど気になる点もあるため、まずは予想会社の評価を待ちたいと思います。
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