ポピンズホールディングスのIPO評価と初値予想です。
ポピンズホールディングスの上場日は12/21(月)で、IPOの申し込みは12/4(金)からスタートします。
⇒ ポピンズホールディングスIPOの上場承認とIPO基礎情報
ポピンズホールディングスの事業概要
ポピンズホールディングスは、ベビーシッターや派遣等を中心とした在宅サービス事業や、保育・学童施設等の運営を手掛けています。
同社はテレビ朝日の元女子アナである中村紀子氏が1985年にナニー(教育ベビーシッター)サービスを開始したのが始まりで、現在は在宅保育サービスに加え、高齢者向けの在宅ケアサービスや家事支援サービス、保育・学童施設の運営等も行っています。
ナニー(教育ベビーシッター)サービスは、おむつ交換や授乳などの基本的なサービスだけでなく、送迎や教育、しつけなどを親に代わって行う子育てのプロフェッショナルです。
ナニー(教育ベビーシッター)サービスの会員数は過去10年で3,000人⇒15,000人と約5倍に増加しており、企業の福利厚生サービスとして利用されるベビーシッター法人契約も約600社と締結し、都内8区で居住訪問型保育事業の対象事業者になっています。
在宅サービス事業ではナニー(教育ベビーシッター)サービスだけでなく、通常のベビーシッターサービス「ポピンズシッターサービス」や高齢者在宅ケアのシルバーケアサービス、家事支援サービス等も手掛けています。
保育・学童保育の運営(エデュケア事業)では、認可保育所だけでなく認可外の保育も手掛けており、3大都市圏以外の地方主要都市で保育施設から学童施設まであらゆる形態の施設をフルラインで運営しています。
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また、同社は上記の他に教育研修・調査事業や人材紹介・派遣事業、高齢者向けデイサービス施設等の運営事業も手掛けています。
ポピンズホールディングスの業績推移
ポピンズホールディングスのIPO評価
『働く女性の支援』を目的とした子育て支援や介護支援は国の政策にも沿った事業で、同社の事業規模は直近5年で倍以上に成長(年平均成長率は19%)しており、今後の成長も期待されるところです。
ポピンズホールディングスIPOの公開規模は想定価格ベースで約106.5億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
また、公開株数の半数未満を上限に、欧州及びアジアを中心とした海外市場(米国・カナダを除く)に販売される予定です。
上位株主の多くは代表の親族で、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格に依る解除条項はありません。
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国策事業で業績も好調なので期待したいところですが、やはりIPOの過密日程と100億円を越える公開規模がネックになりそうですね。
また、大丈夫だとは思いますが、上場市場が東証一部か2部になるかでも大きく変わってくるので、その辺りも同社はギリギリのラインを狙っているので気になります。東証一部指定の条件 ⇒ 第210条1項参照
東証一部指定となればが落ち着いた初値が見込めそうですが、それ以外でもこのIPOラッシュでどうなるかは予測し難いところです。。
とりあえず現時点での個人的評価は東証一部指定を前提として「D+」としておきます。
ポピンズホールディングスの取扱い証券
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ポピンズホールディングスIPOの初値予想
現時点でのポピンズホールディングスの初値予想は3,150円とします。
※想定価格=2,850円:仮条件決定前
12/21(月)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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タグ :IPO評価 ポピンズホールディングス
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