ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)のIPO評価と初値予想です。
ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)の上場日は3/16(火)で、IPOの申し込みは3/1(月)からスタートします。
⇒ ヒューマンクリエイションホールディングスの上場承認と基礎情報
ヒューマンクリエイションホールディングス概要
ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)は、ITシステムの開発・保守を行う技術者派遣に特化した派遣事業を展開しており、連結子会社含む計5社で構成されています。
同社のシステムソリューションサービス事業は、企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、エンジニアの顧客企業先常駐を基本としてシステムの開発・保守を行う技術者派遣事業です。
※クリックで拡大します
主要顧客はシステムインテグレーターやメーカーで、システム利用者のエンドユーザーから直接受託したシステムの構築も行っています。
サービス提供先は、金融サービス業界、製造・流通業界、エネルギー業界、公共・医療業界、通信・メディア業界など幅広く、開発領域についても、物流、製造、マーケティング・販売、サービスなど多岐に渡ります。
エンジニアの保有人数推移と平均契約単価推移
※クリックで拡大します
同社はグループ全体で709人(2020年9月時点)のエンジニアを抱えており、平均契約単価と共に毎年順調に拡大しています。
エンジニアの構成は、PM/PL(プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー)クラス114人、SE(システムエンジニア)クラス277人、PG(プログラマー)クラス272人、その他46人となっています。
ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)の業績推移
※クリックで拡大します
ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)のIPO評価
ITエンジニアに対する需要はコロナ禍でより強まっているようで、同社の足元の業績も順調に推移しています。
今回の上場は総株数の約94%保有するリサ・パートナーズ系のファンドが全株放出する出口案件ですが、そのうち284,700万株(約16.3%)を上限に今度はリサ・パートナーズに親引けで割り当てられる予定で、上場後は約15%を保有する筆頭株主となります。
↓IPO投資で必須のSBI証券↓
ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)の公開規模は想定価格ベースで約36.8億円で、余計なVC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格に依る解除条項はありません。
ファンドの出口案件で軽いIPOでもありませんが、同社は比較的人気の業種でIPOの日程的にも恵まれており、上場時に余計な売り圧力もありません。
現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値を形成できるIPOと見ています。
ヒューマンクリエイションHDの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 ひろぎん証券 SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO主幹事のSMBC日興証券↓
ヒューマンクリエイションホールディングス(HCH)IPOの初値予想
現時点での初値予想は3,150円とします。
※想定価格=2,020円:仮条件決定前
2/26(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
IPO新規公開株ブログランキング
↓100%完全抽選のマネックス証券↓
コメントフォーム