アイスコのIPO評価と初値予想です。
アイスコの上場日は4/8(木)で、IPOの申し込みは3/23(火)からスタートします。
アイスコの事業概要
アイスコは、アイスクリームや冷凍食品専門の卸販売に加え、神奈川県を中心にスーパーマーケットを運営している企業です。
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フローズン事業では、主にドラッグストアや食品スーパー等の小売店で販売されるアイスクリームや市販用冷凍食品の卸売を行っています。
アイスコは関東と東海エリアを中心に13拠点の物流センター・営業所と約300台の配送用のトラックを所有しており、配送は約9割を自社社員で行います。
また、単に商品を配送するだけでなく、売り場に直接陳列して納品し、需要を予測して発注まで行う「フルメンテナンスサービス」を提供しています。
スーパーマーケット事業では、神奈川県を中心に「スーパー生鮮館TAIGA」を8店舗、テナントとして2店舗展開しており、強みである生鮮3品(青果・鮮魚・精肉)に注力する事で、大手スーパーとの差別化を図っています。
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アイスコの業績推移
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アイスコのIPO評価
アイスコの主力は1948年の創業時から手掛けるアイスクリーム等のフローズン事業で、2020年3月期の売上高構成比では、フローズン事業が74.4%、スーパーマーケット事業が約25.6%となっています。
主な販売先は、ドラッグストアのクリエイトエス・ディーで約21.5%、ドン・キホーテとそのグループ会社で約19.1%となっており、ドン・キホーテ向けの売上が伸びているようです。
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フローズン事業・スーパー事業ともに、コロナ禍での巣ごもり需要もあって、足元の業績は好調に推移しているようですね。
アイスコの公開規模は想定価格ベースで約10.7億円となっており、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
また、上位株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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アイスコはAI(人工知能)やDXなど派手系のIPOとは対照的で、良く言えば「地に足の着いた」事業であり、いわゆる地味系のIPOです。
しかし公開規模も小さく余計な売り圧力もないことから、個人的にはC評価~B評価のイメージでしたが、予想会社の評価が意外に高いので驚きました。
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ただ、アイスコに特別な何かがあると言う理由ではなく、巣ごもり需要が続いている上に、最近は不人気の戸建株まで人気化したので、同じような流れで買われるとの見方です。
確かに言われてみればそんな気もするので(苦笑)、とりあえず現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が見込めるIPOと見ています。
アイスコIPOのの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 DMM株(委託?) |
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アイスコのIPO初値予想
アイスコの現時点での初値予想は3,250円とします。
※想定価格=1,750円:仮条件決定前
3/19(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
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