3月3日上場の中本パックス(7811)が本日ストップ高を付けました。
中本パックス(7811)は、WIN太郎が野村ネット＆コールで100株当選（繰り上げ当選）していたIPOであり、初値こそ公募価格を上回りましたが、その後はずっと公募割れの状態でした。
先週あたりから何とか公募価格（1,470円）は奪還していたのですが、本日の急騰で一気に上場来高値を更新です。
中本パックス(7811)の日足チャート
※クリックで拡大します
WIN太郎は、IPOで不人気の東証2部で地味な銘柄ながら、当初からソコソコ評価していました。なので、初値で売りそびれて公募割れしていても、下値は堅いと踏んでホールド、というか放置。ここに来てようやく報われた感じです＾＾
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ストップ高の材料は、昨日引け後に発表した決算短信と配当金増額のIRです。
業績に関しては16年2月期が前期比0.2%の微増益で着地。17年2月期も0.7%増益見込みと安定的な見通しを発表しました。そして、同時に発表した17年2月期の年間配当を前期比27.5円増の90円に増配するというのがサプライズ。
もともと配当利回りが高くて下値も堅かったので、今回のさらなる利回りアップはインパクトが大きいはずです。前期に比べて業績堅調による増配分17.5円に加え、上場記念配当10円を上積みする予定であり、今期から配当方針も変更して中間配当も実施するとのこと。
年間配当金が90円になると、前日の終値1,486円で計算した配当利回りは6.06％。そりゃ買いが殺到するはずです＾＾；
業績も安定していてPERもまだ10倍程度、PBRも1倍割れで将来的には一部上場も期待されるとなれば、さらなる見直し買いも期待できます。
とは言いつつ、ヨワヨワなストップ高だったので最後まで利確しようか悩みましたが、この利回り（現値でも5.0%）ならもう少し上も目指せそうですし、ここまで粘ったのだからと我慢してみました。さて、吉と出るか凶とでるか…。
中本パックス(7811)の幹事団
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