ノバレーゼのIPO評価と初値予想です。
ノバレーゼの上場日は6/30(金)で、IPOの申し込みは6/15(木)からスタートします。
ノバレーゼの概要
ノバレーゼは、婚礼プロデュース・婚礼衣装・レストランのブライダル事業を展開するほか、ブライダルとは別のレストランを運営しています。
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会社名 | ノバレーゼ |
代表者 | 荻野 洋基(43歳) |
所在地 | 東京都中央区銀座1-8-14 銀座YOMIKOビル4F |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 798人 |
IPO調達資金使途 | 公募ゼロで調達資金なし |
ノバレーゼは2016年にファンドによるTOBで一度上場廃止(2006年マザーズ上場⇒2010年東証一部⇒2016年上場廃止)となっており、今回のIPOは再上場となります。
ノバレーゼの沿革(設立から現在まで)
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ノバレーゼはブライダル事業を地方都市圏を中心に展開しており、今後も人口25万人以上の都市に年間3店舗程度の新規出店を見込んでいます。婚姻組数には微減傾向である中、ノバレーゼが2022年12月期に施行した組数は過去最高となってます。
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また、ノバレーゼではブライダル事業とは別に、高級店からカジュアルレストランまで幅広いジャンルでレストラン事業を展開しています。
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⇒ ノバレーゼのビジネス(HP)
ノバレーゼの業績推移
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ノバレーゼのIPO評価
ノバレーゼの公開規模は、想定価格ベースで約71.3億円で、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)に販売されます。
また、上記のうちIBJに7.65億円、アサヒビールに2.0億円、電器堂に1億円、西原商会に1億円、リーテイルブライドに0.5億円、従業員持ち株会に1億円をそれぞれの上限として、親引けで割り当てる予定です。(合計で13.15億円)
既存株主のファンドは上場時にそれぞれ保有の43.5%を売却し(OA分を除く)、残株の1248.63万株に関しては、上場後90日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
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上場廃止後の業績は、コロナで落ち込んだ2020年12月期を除いて堅調(前期はコロナ前を上回る利益を計上)ですが、業界的には今後の少子化や未婚化で需要の縮小が懸念されます。
また、ノバレーゼの公開規模は親引け分や海外販売分を考慮しても軽くはなく、何よりIPOで人気化しにくいファンドの出口案件である点は気掛かりです。
当日は3社同時上場と厳しい日程でもあることから、現時点での個人的評価は「D」とします。
ノバレーゼIPOの取り扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 三菱UFJMS証券 SMBC日興証券 大和証券 みずほ証券 楽天証券 松井証券 SBI証券 auカブコム証券(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
ノバレーゼIPOの初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺とします。
※想定価格= 570円:仮条件決定前
6/14(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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