成友興業のIPO評価と初値予想です。
成友興業の上場日は10/13(金)で、IPOの申し込みは9/27(水)からスタートします。
成友興業の概要
成友興業は1975年の設立で、首都圏を中心に、環境事業・建設事業・環境エンジニアリング事業を展開するほか、子会社では警備事業や施工・測量事業を手掛けています。
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会社名 | 成友興業 |
代表者 | 細沼 順人(56歳) |
所在地 | 東京都あきる野市草花1141-1 |
設立 | 1975年 |
従業員数 | 226人(連結245人) |
IPO調達資金使途 | 工場設備の一部入れ替え |
主力となる環境事業では、建設系産業廃棄物や汚染土壌の中間処理を受託し、建設現場や建築現場から発生するがれき類・汚泥・汚染土壌等の処理を行う施設を3施設稼働しています。
保有処理施設と取り扱い品目
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環境事業における系統図
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同じく主力の建設事業では、首都圏における公共工事の元請けと大手ゼネコン等が受注した下請けを中心に事業展開しています。対象工事は幹線道路の整備などに関する舗装工事や、一般土木工事でとなっています。
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環境エンジニアリング事業では、土壌汚染対策工事業務や環境計量証明業務、指定調査機関業務を大手ゼネコンなどから受注しています。
セグメント別売上構成比(2022年9月期)は、環境事業で約53.8%、建設事業で約40.3%、環境エンジニアリング事業で約2.9%、その他で約3.0%となっており、主な販売先は清水建設に約3.3%、鹿島建設に約11.0%となっています。
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⇒ 成友興業の事業内容(HP)
成友興業の業績推移
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成友興業のIPO評価
成友興業の公開規模は想定価格ベースで約3.6億円と小粒で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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成友興業は事業的にも地味な上に近年の業績も横ばい傾向で、投資家の買いを集める要素は乏しそうな印象です。
公開規模は非常に小粒ではあるものの、流動性に欠ける名証メイン市場への上場となるため、需給面の不安は拭えません。
10/13は同社の単独上場で日程的には恵まれますが、現時点での個人的評価は「D」とします。
成友興業のIPO取り扱い証券
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券 | 東海東京証券 岡三証券 アイザワ証券 岩井コスモ証券 むさし証券 SBIネオトレード証券(委託?) 岡三オンライン(委託取り扱い決定!) DMM株(委託?) |
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成友興業IPOの初値予想
現時点での初値予想は公開価格近辺としておきます。
※想定価格= 2,430円:仮条件決定前
9/25(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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成友興業のIPOは買いじゃないんですね。