サンウェルズ(SUNWELS)のIPO評価と初値予想です。
サンウェルズの上場日は6/27(月)で、IPOの申し込みは6/10(金)からスタートします。
サンウェルズの事業概要
サンウェルズは、パーキンソン病専門の有料老人ホーム「PDハウス」を中心とした介護事業を展開している企業です。
「PDハウス」3つのサービス
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「PDハウス」は2022年3月期末時点で全国に12施設(613床)を展開しており、今期は8施設を開設して計20施設(1,047床)となる予定です。
「PDハウス」の成長力
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「PDハウス」の市場規模
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サンウェルズが提供するサービスは、介護保険法、健康保険法及び障碍者総合支援法の適用を受けるため、サービス提供時には自己資金として1~3割を利用者に請求し、残りの7~9割は国民健康保険団体連合及び社会保険診療報酬支払基金に請求して保険給付を受けています。
介護施設のビジネスと収益構造
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⇒ PDハウスのサービス(HP)
⇒ サンウェルズの目論見書
サンウェルズの業績推移
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サンウェルズIPOの評価
前期におけるPDハウスの売上比率はまだ5割強ですが、2023年3月期には病床数を倍増させ、PDハウスを今後の成長ドライバーと位置付けています。
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サンウェルズの公開規模は想定価格ベースで約65.5億円となり、一部は欧州及びアジア等の海外(米国およびカナダを除く)にも販売される予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、既存株主には上場後90日のロックアップが掛かっています(価格による解除条項なし)
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PDハウスの市場規模は大きそうであり、同社は今期も8施設の開設を予定するなど、積極的に事業を展開しています。
上記目論見書の業績推移では利益進捗がイマイチですが、最終決算では前々期を上回る数値で着地しており、さらに今期は5割増しの増収で経常利益は約3倍近い数値を見込んでいます。
6/27はイーディーピーと同時上場となり、サンウェルズの公開規模も大きいことから需給面の不安はありますが、市場規模の大きさや同社の高い成長性を鑑み、現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
サンウェルズIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 東海東京証券 SBI証券 みずほ証券 楽天証券 今村証券 LINE証券(委託取扱い決定!) SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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サンウェルズIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,200円とします。
※想定価格= 1,940円:仮条件決定前
6/9(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
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