デリバリーコンサルティングのIPO評価と初値予想です。
デリバリーコンサルティングの上場日は7/29(木)で、IPOの申し込みは7/12(月)からスタートします。
デリバリーコンサルティングの事業概要
デリバリーコンサルティングは、ITコンサルティングとITシステム開発でクライアント企業のDXを支援している企業です。
デリバリーコンサルティングのDX事業は、デジタルマイグレーション、データストラテジー、インテリジェントオートメーションの3つに分けられ、それぞれで各サービスやソリューションを提供しています。
デジタルマイグレーションでは、クライアントのデジタル推進に必要な開発体制の立ち上げから、クライアントの自立、DX習慣化までを行います。
クライアントの構想するデジタル活用の早期実現と、その後の継続的なビジネス拡張について、「構想」「進行」「実装」の3フェーズからコンサルティングからシステム構築まで提供しています。
データストラテジーでは、データ・テクノロジーを駆使することで、インサイト(クライアントが潜在的に持っているビジネス目標)の抽出から、データのマネタイズ(ビジネス価値創出)まで、企業が保有するデータの有効活用法をコンサルテーションし、クライアントビジネス変革を包括的に支援します。
インテリジェントオートメーションでは、DXの再初期段階に当たる現場業務のデジタル化により、作業の効率化を支援します。コンサルティング企業として、ITツールの充実した導入支援はもちろん、DXへの拡大ソリューションまで提供します。
セルフRPAツール「ipaSロボ(アイパスロボ)」をベースとした業務自動化ソリューションとコンサルティング会社ならではの業務自動化支援を組み合わせたユニークなサービスを提供しています。
また、子会社のデリバリータイ(Delivery International Thai Co., Ltd.)では、タイ国内の工業団地にある日系企業向けに、情報システム運用支援サービスを提供しています。
事業系統図
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デリバリーコンサルティングの業績推移
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デリバリーコンサルティングのIPO評価
同社の事業部門別売上では、デジタルマイグレーション事業部が全体の約60%を占めており、子会社のデリバリータイを含め、各事業部において業績は好調に推移しています。
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規模は大きくありませんが、毎年良いペースで業績を拡大させながら利益率も向上させており、前期・今期と大幅に利益を伸ばしています。
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デリバリーコンサルティングIPOの公開規模は想定価格ベースで約14.8億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日・90日のロックアップが掛かってますが、メディアシークとトランスコスモスの保有する計126.8万株に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
デリバリーコンサルティングは人気の業態で業績も好調なので素直に買いを集めそうですが、1.5倍でロックアップ解除となる玉は公開株数並みにあるので意識されそうです 。
現時点での個人的評価は「C」とし、堅調な初値が望めるIPOと見ています。
デリバリーコンサルティングIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 東洋証券 いちよし証券 楽天証券 極東証券 松井証券 DMM株(委託?) |
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デリバリーコンサルティングIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,530円とします。
※想定価格=1,130円:仮条件決定前
7/9(金)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 デリバリーコンサルティング
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