フューチャーリンクネットワークのIPO評価と初値予想です。
フューチャーリンクネットワーク(FLN)の上場日は8/20(金)で、IPOの申し込みは8/2(月)からスタートします。
⇒ フューチャーリンクネットワークの上場承認とIPO基礎情報
フューチャーリンクネットワークの事業概要
フューチャーリンクネットワークは、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営を起点に事業を展開しており、地域情報流通事業、公共ソリューション事業、マーケティング支援事業を展開しています。
地域情報流通事業では、主に地域の中小事業者を対象に、自分たちの手で掘り起こした街のリアルな情報を、『地域情報サイト まいぷれ』を中心に、幅広いメディアを通して地域へ発信しています。
主な事業収益は、地域の中小事業者から月額課金(サブスクリプション)で得る『まいぷれ』への情報掲載やプラットフォームへの参加利用料金、運営パートナーからの加盟料とロイヤルティー収益(システム利用料と掲載店舗の広告料の20%)となっています。
2021年7月1日現在、全国148社の運営パートナー企業と46都道府県・736市区町村の地域で事業を展開しています。
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公共ソリューション事業では、地方自治体や国などを対象に、公共が抱える課題に対して官民協働によるソリューションを提供しています。
主な事業収益は自治体へのコンサルティング費用やシステム提供費用、サービス提供委託料となっており、官民協働ポータルサイトの運営や、地域共通ポイント「まいぷれポイント」、ふるさと納税業務支援を手掛けています。
マーケティング支援事業では、特定の商圏や地域にマーケティングを行いたい企業を対象に、マーケティングソリューションを提供しています。
フューチャーリンクネットワークの業績推移
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フューチャーリンクネットワークのIPO評価
同社の事業別売上では公共ソリューション事業が好調に推移しており、主な販売先はマツモトキヨシホールディングスとなっています。
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フューチャーリンクネットワークIPOの公開規模は想定価格ベースで約6.2億円と小型で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
フューチャーリンクネットワークは人気のWeb関連で足元の業績も好調ですが、地方経済を基盤としたビジネスで事業規模も小さめであり、やや地味な印象を受けます。
ただ、同社はVCなしの小型IPOで需給面の優位性が高く、シイエヌエスと同日の上場でもお盆休み明けの1発目ということで、日程面にも恵まれています。
現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が望めるIPOと見ています。
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フューチャーリンクネットワークIPOの初値予想
現時点での初値予想は4,500円とします。
※想定価格=2,230円:仮条件決定前
7/29(木)の仮条件決定後に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 フューチャーリンクネットワーク
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