日本エコシステムのIPO評価と初値予想です。
日本エコシステムの上場日は10/8(金)で、IPOの申し込みは9/22(水)からスタートします。
日本エコシステムの事業概要
日本エコシステムは、公共サービス事業・環境事業・交通インフラ事業などの社会インフラサービスを手掛けています。
日本エコシステムの設立は1998年で、その後多くのM&Aによって多角化しており、現在は連結8社で各事業を展開しています。
公共サービス事業では、公営競技場のトータリゼーターシステム(オッズ表示や集計、投票券の発見、払い戻し等を一括処理するシステム)の設計・製造・販売・機器設置や一般事業者も含めた空調衛生設備などのファシリティーにかかわる事業、メンテナンス、AIによる競輪予想サービス・警備・清掃等の運営業務を展開しています。
環境事業では、排水浄化効率を促進させる製剤をはじめとする環境修復にかかわる技術・新製品などの研究開発、製造および販売業務、並びに産業用太陽光を中心とした再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守業務などを展開しています。
交通インフラ事業では、高速道路を中心とした構造物点検・電気通信設備保守・交通管制業務などのほか、道路照明灯保守・維持修繕工事・事故災害復旧工事・雪氷対策作業などを手掛けています。
上記事業の他に、日本エコシステムはAI(人工知能)技術を活用したICT(情報通信技術)ソリューションの提供や、不動産賃貸・仲介・販売なども手掛けています
日本エコシステムの業績推移
※クリックで拡大します
日本エコシステムのIPO評価
日本エコシステムの事業構成比は公共サービス事業と交通インフラ事業で約82%を占めており、コロナ禍でも業績は比較的安定しているようです。
日本エコシステムIPOの公開規模は想定価格ベースで約16.1億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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日本エコシステムの上場日はIPOラッシュ後の単独上場で日程的には悪くありません。
業績や事業内容からして地味な印象はありますが、東証2部としては小さめのIPOで上場時に余計な売り圧力はありません。
とは言え積極的な買いが入るとも思えないので、現時点での個人的評価は「D」とし、落ち着いた初値になるとみています。
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日本エコシステムIPOの基礎情報
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日本エコシステムIPOの初値予想
現時点での初値予想は2,150円とします。
※想定価格=2,090円:仮条件決定前
9/17(金)の仮条件決定後、ブック開始の9/22(水)を目安に、改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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