GRCSのIPO評価と初値予想です。
GRCS(9250)の上場日は11/18(木)で、IPOの申し込みは11/1(月)からスタートします。
GRCS(9250)の事業概要
社名の『GRCS』は、G:ガバナンス・R:リスク・C:コンプライアンス・S:セキュリティを意味し、同社はこの4つの領域における企業課題を解決するDX事業を展開しています。
GRCS(9250)は、企業リスク管理プロダクトの開発・導入・販売、セキュリティ分野に関する各種コンサルティング及びプロダクト導入・販売を手掛けています。
G・R・C・Sの領域における課題解決プロセスは定期的に繰り返し行われることが望ましいことから、顧客企業との取引関係は長期間に及び、新規顧客を獲得しながら既存顧客のプロジェクトも継続する傾向にあり、前期における既存顧客の売上高は約85.5%に拡大しています。
GRCSの収益構造
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2020年11月期において年間取引金額が3000万円を越える顧客企業は10社で計9.7億円(約68%)となっており、主な業種は、金融、通信、グローバル展開を行っている企業です。
今後はこれら業種の上場企業をメインターゲットとして顧客を拡大すべく、クラウド型全社的リスクマネジメントツール「Enterprise Risk MT」で提供サービスの拡大を目指しています。
Enterprise Risk MT
事業系統図
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GRCSの業績推移
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GRCS(9250)IPOの評価
GRCSの売上構成比はソリューション部門が約95%を占めており、毎年の新規顧客に加えて既存顧客の継続率も高いようで、近年の成長率は年20%を超える水準となっています。
利益的にも前期に黒字化して今期はさらに拡大しており、今後はより大きな上場企業をターゲットとすることで、さらなる成長と安定が見込めそうですね。
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GRCS(9250)の公開規模は想定価格ベースで約12.3億円で、VC(ベンチャーキャピタル)は5社で17.1万株が残ります。
上位株主には上場後90日のロックアップが掛かっており、VC残分を含む計28.3万株分に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
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GRCSは業績好調で成長率も高く、公開規模も軽めでIPOの日程にも恵まれています。
公開規模の約75%ほどあるロックアップ解除後の玉は気になりますが、現時点での個人的評価は「B」とし、高めの初値が望めるIPOとみています。
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GRCS(9250)IPOの取扱い証券
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GRCS(9250)IPOの初値予想
現時点での初値予想は5,500円とします。
※想定価格=3,270円:仮条件決定前
10/28(木)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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