国際紙パルプ商事(9274)がIPO(新規上場)承認されました。
国際紙パルプ商事の上場日は6/26(火)で、上場市場は東証一部か二部となります。
主幹事はみずほ証券が務め、IPOの申し込み期間(BB期間)は6/7(木)~6/13(水)となってます。
今週も週初から新たなIPOの承認がありました。これで6月は7社目のIPOとなります。
発表が出遅れて心配していた6月IPOですが、このペースなら月内10社以上もイケそうですね。
先週発表されたIPOは高評価な銘柄が多いので、この流れが続いて欲しいところです。
国際紙パルプ商事(9274)の事業内容
国際紙パルプ商事は、紙、板紙、パルプ・古紙、その他関連物資を販売している紙・パルプ分野の専門商社です。
国際紙パルプ商事(9274)は1924年創業の老舗企業であり、これまで日亜や住商紙パルプなど様々な企業と合併しながら現在は国内トップクラスの売上高を誇ります。
国際紙パルプ商事グループは多くの子会社や関連会社で構成されており、その他の関係会社である王子ホールディングス(3861)内の製紙会社等より仕入れた紙類を国内外に販売することを主業務としています。
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国内外に多くの拠点を設けており、国内向けが約8割で海外向けではアジア地区への販売比率が高くなっています。
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国際紙パルプ商事(9274)IPOの各種経営指標
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国際紙パルプ商事(9274)のIPO基礎情報
証券コード | 9274 |
社名 | 国際紙パルプ商事株式会社 |
業種 | 卸売業 |
事業内容 | 国内外における紙パルプ卸売業 |
上場日 | 6/26(火) |
上場市場 | 東証1部か2部 |
公募株数 | 7,000,000株 |
売出株数 | 0株 |
OA | 1,050,000株 |
想定発行価格 | 344円 |
仮条件 | 6/5に決定 |
最低必要金額 | 3.44万円 |
吸収金額 | 27.7億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 254.7億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 6/7~6/13 |
公募価格決定日 | 6/14 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 三菱東京UFJMS証券 SMBC日興証券 岡三証券 いちよし証券 SBI証券 カブドットコム証券(委託取扱い決定!) 岡三オンライン証券(委託取扱い決定!) マネックス証券(委託取扱い決定!) |
主幹事はみずほ証券です。三菱UFJMS証券や岡三証券も幹事入りしているため、カブドットコム証券や岡三オンライン証券の委託幹事(裏幹事)も期待できます。⇒ 決定しました!
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国際紙パルプ商事(9274)のIPO評価
国際紙パルプ商事(9274)は紙・パルプでトップクラスのシェアを誇り、製紙業界最大手の王子ホールディングス(旧王子製紙)が筆頭株主(約19%保有)です。
上場市場はまだ未定ですが、時価総額が250億円を越える場合は東証一部となり、想定価格の344円で計算すると時価総額は約255億円となるため、何とか一部市場を目指す流れになると思われます。
上位株主には王子ホールディングスを筆頭に、日本製紙(約10%)や関連業界企業、大手銀行等が多く、概ね上場後90日のロックアップがかかっています(価格による解除条項なし)
VC(ベンチャーキャピタル)は3本合計で1,578,000株ほどあり、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
しかし想定価格が344円とはあまりに低位ですね…。ただし主幹事のみずほ証券ではおそらく300株の複数配分になると思われます。
業績的には安定しながらも頭打ち感が見られますが、IPOでは公募100%で売出しはOAのみというのは好感が持てます。
地味目で低位なIPOとなりますが、公開規模は小さめで余計な売り圧力も無さそうなので、東証一部指定となればパッシブファンドによる資金流入も見込めそうです。
国際紙パルプ商事(9274)IPOの初値予想
一発目の初値予想は5/27(日)か5/28(月)に追記します!
※ブログ上部のIPOスケジュールの「評価」欄も同時に更新します
450円(初値予想第一弾:5/28記)
見込める利益は100株当選で0.5万~1.5万円!?
※二発目の初値予想は6/6(水)頃にアップする予定です。
↓皆さんの初値予想は?↓
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