いちごグリーンインフラ投資法人(9282)がIPO(新規上場)承認されました。
上場日は12/1(木)で、東証インフラファンド市場に上場します。
今春に東証インフラファンド市場の第一弾IPOとして、タカラレーベン・インフラ投資法人が上場しており、いちごグリーンインフラ投資法人(9282)は東証インフラファンド市場の第二弾のIPOになります。
※インフラIPOは一般的なIPO投資とは異なりますので、IPO初心者の方はご注意ください。イメージ的にはリートIPOに近く、不動産の代わりに太陽光発電施設などのインフラ施設を投資対象としています。
いちごグリーンインフラ投資法人IPO(9282)の概要
いちごグリーンインフラ投資法人(9282)は、リートの運営でも知られているいちごグループが手掛ける太陽光発電設備等へ投資するファンドです。
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いちごグリーンインフラ投資法人(9282)のIPO基礎情報
| 証券コード | 9282 |
| 社名 | いちごグリーンインフラ投資法人 |
| 管理会社 | いちご投資顧問(株) |
| 上場日 | 12/1 |
| 上場市場 | 東証インフラファンド |
| 公募株数 | 47,180株 |
| 売出株数 | 0株 |
| OA | 3,000株 |
| 想定発行価格 | 10.0万円 |
| 仮条件 | 11/10に決定 |
| 最低必要金額 | 10.0万円 |
| 吸収金額 | 50.18億円（想定価格で計算） |
| 時価総額 | 50.18億円（想定価格で計算） |
| BB期間 | 11/14～11/18 |
| 公募価格決定日 | 11/21 |
| 主幹事証券 | みずほ証券 |
| 幹事証券 | SMBC日興証券 野村證券 SBI証券 |
主幹事はインフラIPO第一弾に続いてみずほ証券となります。前回はみずほ証券の単独幹事でしたが、今回はSMBC日興証券やSBI証券も幹事団に入ってますね。
吸収規模は想定価格ベースで約50億円で、一般的なリートIPOに比べると小規模ですが、第一弾のインフラIPOタカラレーベン・インフラ投資法人と同規模です。
いちごグリーンインフラ投資法人(9282)の初値予想
103,000円
インフラIPOはリートIPOと同様に大手予想会社でカバーされません。なので、この初値予想は個人的な希望を込めた適当な予想です(笑)
現段階ではインフラIPOの第一弾となったタカラレーベン・インフラ投資法人を参考にするしかありませんが、前回は「初物」という大きなプレミアがあったので、単純に比較するのは危険です。
ちなみに、タカラレーベン・インフラ投資法人は公募価格100,000円に対して約10%アップとなる109,900円の初値を付けました。
初値形成後も株価は上昇し、当日の終値は123,900円、翌日も続伸して一時は145,000円の高値を付けました。しかし、その後は下落基調となり、夏には一時公募価格近辺まで下落。現在は少し戻して何とか公募価格以上の株価を維持しています。
タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)の日足チャート
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ただ、インフラIPO自体がまだ実績が少ないため、投資対象として不安な部分もあります。
また、個人的にはインフラIPOも最近のリートIPOと同様に、物件内容や利回りよりも「運営会社のブランド力」で評価されるような気がします。となると「少し弱いかな…」という印象ですね。
※二発目の初値予想は11/11(金)頃にアップする予定です。
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