カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)がIPO(新規上場)承認されました。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)の上場日は10/30(月)で、上場市場は東証インフラファンド市場となります。
主幹事はみずほ証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は10/13(金)~10/19(木)となってます。
インフラファンドのIPO(インフラIPO)は一般的なIPO投資とは異なりますので、IPO初心者の方はご注意ください。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の概要
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は、太陽光発電設備で豊富な実績を誇るカナディアン・ソーラー・グループをスポンサーとし、再エネ発電設備等を主たる投資対象として運用する投資法人です。
日本の中長期エネルギー政策による固定価格買取制度を活用して安定的なキャッシュフローを生み出します。
カナディアン・ソーラー・グループの親会社に位置するカナディアン・ソーラー・インクは、2006年より米国のナスダックに上場しています。Canadian Solar Inc. (CSIQ)
取得予定資産は全国13の太陽光発電所物件で、取得予定価格は約304億円となります。
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カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)のIPO基礎情報
証券コード | 9284 |
社名 | カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人 |
管理会社 | カナディアン・ソーラー・アセットマネジメント |
上場日 | 10/30 |
上場市場 | 東証インフラファンド |
公募株数 | 177,800株(国内129,412株:海外48,388を予定) |
売出株数 | 0株 |
OA | 8,890株 |
想定発行価格 | 10.0万円 |
仮条件 | 10/12に決定 |
最低必要金額 | 10.0万円 |
吸収金額 | 138.3億円(国内分の想定価格で計算) |
時価総額 | 179.3億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 10/13~10/19 |
公募価格決定日 | 10/20 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SBI証券 |
主幹事がみずほ証券で、幹事はSBI証券のみです。みずほ証券は過去2社のインフラIPOで主幹事を務めています。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人のIPO評価
インフラIPOはリートIPOと同じく大手予想会社の評価がないので非常に難しいところです。
しかもインフラファンドはリート以上に数が少ない上に、今回も太陽光発電設備が主なので銘柄による特性も見出しにくいですね。
ただ、吸収規模が138億円(国内分)とこれまでのインフラIPOの中でも最も大きいため、需給的に厳しいと思われます。
インフラIPOの過去実績も第一弾以外は公募割れとなっているので、個人的な印象も良くありません。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の初値予想
公募割れ
インフラファンドは安定的に収益を得ることが可能な投資案件と思いまが、これまでのインフラIPOを見ても良いパフォーマンスとは言えません。
現段階では想定利回りも分らないので何とも言えませんが、需給面で見る限り厳しいと思われます。
※二発目の初値予想は10/13(金)頃にアップする予定です。
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ここはやめておいた方がいいです。資産の質が悪すぎる。カナディアンなんて名乗っているけど、実際は中国企業。親会社は社長のみならず取締役も全員中国人。パネルも親会社製造のもの。親会社のクレジットはきわめて悪く、2年後には倒産していることも。そんな親会社のパネルしか使っていないのはリスク高すぎ。
しょこら様
コメントありがとうございます。
仮条件が下振れしなかった点は予想外でしたが、WIN太郎も参加は見送る予定です。
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人IPOの初値予想とIPO参加スタンス