トリドリのIPO評価と初値予想です。
トリドリ(toridori)の上場日は12/19(月)で、IPOの申し込みは12/2(金)からスタートします。
トリドリの事業概要
トリドリ(toridori)は、インフルエンサーマーケティングプラットフォーム事業を展開している企業で、インフルエンサーと企業のマッチングやインフルエンサーを起用した各種広告サービスのほか、ブランド運営等のインフルエンサーマーケティングサービスなどを手掛けています。
インフルエンサーマーケティングプラットフォームサービスの「toridori base」は顧客企業がインフルエンサーに直接PR投稿を依頼できるマーケティングプラットフォームで、顧客企業側のアプリは「toridori marketing」、インフルエンサー側は「toridori base」として運営しています。
トリドリは「toridori base」を通じて、フォロワー数10万人未満のマイクロインフルエンサーをメインとしたインフルエンサーにSNS活動の支援や収益機会を無料で提供しており、企業側はフォロワー数が10万人以上のミドル・メガインフルエンサーに比べて低価格でマーケティング活動を実現することが出来ます。
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成果報酬型広告サービスの「toridori ad」は顧客企業が登録インフルエンサーに直接案件を掲載・募集できるプラットフォームで、マイクロ~ミドルを中心に幅広い層のインフルエンサーに特化した成果報酬型(アフィリエイト)広告サービスです。
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「toridori promotion」はインフルエンサーに特化した固定広告料型のタイアップ広告サービスで、顧客企業から依頼で内容に適したインフルエンサーに広告案件を紹介します。
また、トリドルはインフルエンサー自身のブランドを立ち上げて商品を販売したいというニーズに応えるブランド運営支援サービス「toridori made」のほか、YouTubeの企画や映像制作、その他各種SNSに関わる一連の業務を受託してインフルエンサーの活動を支援するSNSコンサルティングサービス「toridori studio」も展開しています。
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トリドリの業績推移
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トリドリIPOの評価
トリドリの売上総利益推移は以下の通りで、「toridori base」と「toridori ad」が主力となっています。
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トリドリの公開規模は想定価格ベースで約7.3億円で、取引・協力関係維持・強化を目的に、マネーフォワード系VCに対して0.5億円を上限として親引けで販売される条項が追加されています。
上位株主には上場後180日のロックアップが掛かっており(1法人の10.1万株はロックアップなし)、VC8社とセレスが保有する約54.9万株に関しては、公開価格の2倍以上でロックアップが解除されます。
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トリドリは個人投資家の人気を集めそうなIPOですが、今期も売上が倍増する見込みでありながら、未だに赤字が縮小できていない状況です。
12/19(月)はラッシュの合間の単独上場であり、公開規模も小さいことから需給面での優位性は高そうですが、赤字IPOに対する警戒感もありそうなので、現時点での個人的評価は「C」としておきます。
トリドリIPOの取扱い証券
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SBI証券 みずほ証券 SMBC日興証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 あかつき証券 DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
トリドリIPOの初値予想
現時点での初値予想は1,800円とします。
※想定価格= 1,470円:仮条件決定前
11/30(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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