アソインターナショナルのIPO評価と初値予想です。
アソインターナショナルの上場日は12/23(金)で、IPOの申し込みは12/8(木)からスタートします。
アソインターナショナルの事業概要
アソインターナショナルは矯正専門の歯科技工所で、全国の矯正治療を行う歯科医療機関に対し、オーダーメードの矯正歯科技工物を提供しています。
矯正歯科技工物は伝統的なワイヤー型から最先端のマウスピース型など用途や目的によって様々な種類があり、アソインターナショナルでは100種類以上の矯正歯科技工物を製造することが可能です。
アソインターナショナルは2022年10月時点で外部の協力パートナーとして51か所の歯科技工所と取引があり、内製(約35%)と外注(約655)による製造のバランスを取っています。
アソインターナショナルはデジタル化や機械化を進めており、デジタル管理された症例件数は2022年10月時点で約262万件で、アナログ技術と融合させて効率的に製造しています。
歯科技工物は従来の「アナログ」と3Dスキャナで採取したデータを利用する「デジタル」に大別され、アソインターナショナルは販売した歯科技工物の修理のほか、歯科医療機関自らが矯正装置を製造するために使用する部品、器具など材料の仕入れ販売なども行っています。
アソインターナショナルの売上高の内訳
⇒ アソインターナショナルの事業内容(HP)
アソインターナショナルの業績推移
※クリックで拡大します
アソインターナショナルIPOの評価
アソインターナショナルの公開規模は想定価格ベースで約15.6億円となり、VC(ベンチャーキャピタル)の保有はありません。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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アソインターナショナルは矯正専門の歯科技工所ということで専門性が高く、症例のデータ管理や最先端の3Dプリンターを使うなどデジタル化にも対応しており、今後も安定的な需要が見込めそうです。
しかしながら、東証スタンダード市場への上場で事業的な地味さは否めないところであり、公開規模も軽いという程ではありません。
上場時に余計な売り圧力がないのは良いですが、買い需要も限られそうなため、現時点での個人的評価は「D+」としておきます。
アソインターナショナルIPOの取扱い証券
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | 野村證券 みずほ証券 SBI証券 東海東京証券 楽天証券 SBIネオトレード証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
アソインターナショナルのIPO初値予想
現時点での初値予想は900円とします。
※想定価格= 835円:仮条件決定前
12/7(水)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :IPO評価 アソインターナショナル
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