ココルポートのIPO評価と初値予想です。
ココルポートの上場日は3/31(金)で、IPOの申し込みは3/14(火)からスタートします。
ココルポートの概要
ココルポートは「指定障がい福祉サービス事業」を展開している企業で、「就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービス」のほか、「自立訓練(生活訓練)サービス」を提供しています。
ココルポートのサービスの流れ
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会社名 | ココルポート |
代表者 | 佐原 敦矢(59歳) |
所在地 | 神奈川県川崎市川崎区砂子2-5-11 りそな川崎ビル4F |
設立 | 2012年 |
従業員数 | 627人 |
IPO調達資金使途 | 新規事業所開設費、IT環境の整備強化費、運転資金(人件費・人材採用費など) |
ココルポートの事業は、障害のある方がサービスを利用して、行政と利用者から報酬を受領するビジネスモデルです。
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ココルポートは、首都圏に54か所、近畿・中部に10か所等、計66か所の就労移行支援事業所を運営して(2023年1月時点)、拠点数を拡大させています。
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就労支援者数は累計で3,000名以上を輩出(就職先企業数は1,500社以上)し、就労定着率は約88.2%となっています。
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⇒ ココルポートのサービス(HP)
ココルポートの業績推移
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ココルポートのIPO評価
サービス別の売上は、就労移行支援・就労定着支援・指定計画相談支援サービスが全体の約84.4%を占めており、主な相手先は、神奈川・埼玉・東京・千葉などの国民健康保険団体連合会です。
サービス別売上
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主な相手先
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ココルポートの公開規模は想定価格ベースで約33.3億円となり、社員持ち株会に1万株(想定価格で0.33億円)を上限として割り当てる予定です。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有はなく、既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっており、価格による解除条項はありません。
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3/31(金)はIPOラッシュの最終日で3社同時上場となり、3社の中ではココルポートの公開規模が最も大きくなります。
ココルポートは南関東を中心に就労支援等の障害福祉サービスを手掛けており、既上場のLITALICO(7366)やウェルビー(6556)と比べて事業規模は小さいものの、業績は右肩上がりで好調です。
障害者支援サービスは社会的ニーズが高く今後も拡大が見込めそうですが、IPO的には単価も高めで公開規模も軽くはないため、上値は重そうな印象です。
現時点での個人的評価は「C」とし、シッカリとした展開になるとみています。
ココルポートIPOの取扱い証券
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 野村證券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 丸三証券 岩井コスモ証券 岡三証券 水戸証券 岡三オンライン(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
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ココルポートIPOの初値予想
現時点での初値予想は3,600円とします。
※想定価格= 3,100円:仮条件決定前
3/13(月)の仮条件決定後、ブック開始日を目途に改めて初値予想をアップします
↓皆さんの初値予想は?↓
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