-上場中止となりました-
(3/24追記)
キタムラ・ホールディングスより新規上場の中止(延期)が発表されました。IPOの中止は今年2社目となります。
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中止(延期)理由は、「最近の株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案」とのことです。
追記ここまで
キタムラ・ホールディングスがIPO(新規上場)が承認されました。
キタムラ・ホールディングスの上場日は4/11(火)で、上場市場は東証プライムとなります。
主幹事は野村證券とSMBC日興証券で、IPOの申し込み期間(BB期間)は3/27(月)~3/30(木)となってます。
本日は、4/14(金)に名証メイン市場に上場する日本システムバンクのIPOも新規承認されています。
キタムラ・ホールディングスの各種経営指標
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キタムラ・ホールディングスIPOの基礎情報
証券コード | 9349 |
社名 | 株式会社キタムラ・ホールディングス |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 「カメラのキタムラ」「しまうまプリント」等における、カメラ販売、リユース買取・販売および写真プリント・撮影サービス、その他関連サービスの提供 |
上場日 | 4/11(火) |
上場市場 | 東証プライム |
公募株数 | 3,015,000株 |
売出株数 | 8,092,900株 |
OA | 1,666,100株 |
想定発行価格 | 1,240円 |
仮条件 | 3/24(金)に決定 |
最低必要金額 | 12.4万円(想定価格で計算) |
吸収金額 | 158.4億円(想定価格で計算) |
時価総額 | 411.2億円(想定価格で計算) |
BB期間 | 3/27~3/30 |
公募価格決定日 | 3/31 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 三菱UFJMS証券 SBI証券 楽天証券 LINE証券(委託?) auカブコム証券(委託取扱い決定!) DMM株(委託?) |
店頭の5大証券とネットの2大証券が揃いました。その他、auカブコム証券やLINE証券の委託取扱いも期待できそうです。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
キタムラ・ホールディングスは、「カメラのキタムラ」や「スタジオマリオ」のほか、「しまうまプリント」や「フォトクリエイト」でフォトライフ事業を展開している企業です。
キタムラ・ホールディングスの前身は「キタムラ」(2018年まで東証2部に上場)「しまうまプリント」「フォトクリエイト」で、それぞれ2012年~2018年にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の子会社となっており、2019年にキタムラ・ホールディングスが設立されています。
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キタムラ・ホールディングスの公開規模は想定価格ベースで約158.4億円となり、一部は欧州およびアジアを中心とした海外(米国およびカナダを除く)にも販売されます。
VC(ベンチャーキャピタル)の保有は6社で約1,183万株を保有しており、上場後は約1,038.4万株が残ります。
筆頭株主はCCCで総株数の約41.99%を保有しており、第2位・3位はVCで約19.63%と約16.05%、代表取締役社長の武田宣氏は第10位で約1.20%となっています。
また、株主には富士フィルム(約2.88%)、エディオン(約2.88%)、第日本印刷(約1.92%)、マイナビ(約1.50%)、キャノンマーケ(約0.96%)、ニコン(約0.96%)、JA三井リース(約0.60%)、あおぞら銀行(約0.30%)等の名前が見られます。
上場時には、VCが保有の約12%~30%を、富士フィルムを除いた各企業が保有の約30~50%(エディオンとあおぞら銀は100%)を放出します。
既存株主には上場後180日のロックアップが掛かっていますが、同社役員を除く既存株主が保有する約2,000万株(VC含む)に関しては、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されます。
キタムラ・ホールディングスは今年初となる東証プライムへの上場となり、東証プライムとしては小型で、運営する企業の知名度も高いIPOとなります。
展開する事業から株主優待も期待されますが、スマホ社会となった現在では、全体的にどことなく一世代前の事業といったイメージもあったりします(個人の感想です)。
上場市場や知名度からするとそれなりの印象ですが、まずは仮条件や予想会社の評価を待ちたいと思います。
↓皆さんの初値予想は?↓
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タグ :2023IPO キタムラ・ホールディングス 上場承認
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