SBI証券のIPO投資の基本情報
SBI証券(旧イー・トレード証券)はネット系で国内最多の口座数を誇るナンバーワンの証券会社です。IPOの年間取り扱い数も最多級であり、IPO投資では欠かせない必須の証券会社です。
SBI証券はWIN太郎イチオシの証券会社で、投資資金が少ない方でも豊富な方でもどちらでも攻めやすい独自のIPO抽選システムを取り入れてるのが最大の魅力です。
また、未成年口座の開設も可能であり、ネット経由のブック参戦も親が代行できます。当然ですが、口座開設費や維持費は一切発生せず、勧誘の電話なども掛かってきませんので、安心して口座開設が行えます。
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SBI証券のIPO抽選ルール
ネット配分比率 | 約50%(推定) |
入金必要タイミング | 抽選時(BB最終日翌日の夕方) |
資金拘束時期 | 抽選時 |
同一資金での重複BB | 可能 |
BB最終期限 | BB最終日AM11:00 |
当選発表日 | BB最終日翌日の夕方 |
当選辞退のペナルティ | なし |
SBI証券は他には無い独特のIPO抽選ロジックがあり、それがIPO投資で最大の人気を誇る要因の一つとなっています。
SBI証券では全体の約50%が個人向けのネット抽選になっていると思われ(推定)、原則として、その内の70%(2021年1月より60%)が申し込み口数に比例して当選確率が上昇する完全抽選配分に充てられ、残りの30%がIPOチャレンジポイントを多く投入した順番に配分されます。※残10%はSBI証券の総合的な判断に基づいて抽選
仮にSBI証券で10,000口(100万株÷100株単位)の当選株がある場合、50%の5,000口がネット抽選に割り当てられ、その70%となる3,500口(2021年1月より60%となる3,000口)が申し込み口数に応じた抽選配分、残り30%の1,500口がIPOチャレンジポイント配分に回る計算です。※残10%の500口は残10%は総合的な判断に基づいて抽選
つまり、申し込み口数に比例する抽選枠では資金量が豊富な方が有利ですが、資金量の少ない方でもIPOチャレンジポイントをコツコツ貯めることで、誰でもいつかはA級のIPOに当選することが出来ます。
IPOチャレンジポイントで当選したダブルスタンダード(3925)
IPO当選のコツ
SBI証券の抽選システムをちゃんと理解して取り組むことが大切です。
資金が少ない方
投資用資金が少ない方は、ひたすらBBをして落選を繰り返し、IPOチャレンジポイントを貯めてからポイントを投入して当選を目指すことです。現状では2~3年で200ポイント程度貯めれば、A級IPOの当選ラインに到達します。しかもポイント当選の場合は200~300株の複数配分が期待できます。できれば家族総出で口座を開設してIPOチャレンジポイントを貯めましょう。
資金が豊富な方
投資用資金が豊富な方は、上記に加えて最大限資金を投入し事前評価の高い銘柄は毎回当選確率をアップさせましょう。評価の低い銘柄は当選しても困るので、最低単元の100株だけの申し込みにします。
SBI証券は申し込み口数によって当選確率が上昇する珍しい証券会社です。資金に余裕のある方は資金を集中させておくと、毎回必然的に当選確率が上昇することになります。100万、200万では「歯が立たない」と思いがちですが、ところがどっこい、意外に少額でもA級IPOに当選することがあるから不思議です。
IPO当選!アークン(3927)が当選しました! この引きはミラクル?
ちなみに、SBI証券は抽選時の買い付け余力に応じた口数で自動調整してくれるので、常に多めのBBをして抽選日までにできるだけ入金しておくのが良いでしょう。
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WIN太郎の当選実績
ダブルスタンダード(3935):資金枠で当選
インベスタークラウド(1435):資金枠で当選
あんしん保証(7183):資金枠で当選
2014年以前もSBI証券で毎年コンスタントに当選しています^^
SBI証券でのIPO抽選の注意点
SBI証券では全てのBBに参加してポイントを貯めるのが基本ですが、万が一「当選」や「補欠当選」になった場合、高評価の銘柄であれば当然購入で良いですが、D級以下の銘柄は欲張らずに当選を辞退しましょう。上がるかどうか微妙なC級銘柄はリスク覚悟で参戦してください。ちなみに当選株を辞退してもペナルティはありません。
また、IPOチャレンジポイントを投入して申し込む場合は、300株~500株程度で申し込む事をお勧めします(現在のポイント当選時の複数当選は200~300株となっているため)。万が一、ポイント枠でなく資金枠で当選した場合でも投入したポイントは帰ってきません。
いつも拝見させております。
ダブルスタンダード(3935):資金枠当選から
BBの申込みでいうと貴殿は1億円近くの資産がありますね。
お金持ちには勝てませんが当方も参考にさせていただき
頑張っていきます!
これからも情報お願い致します。
竹見様
コメントありがとうございます。
ダブルスタンダードは多めに5万株でブックしましたが、実際は1-2万株
程度の資金しか投入していなかったと記憶しております。
http://ipo-win.com/ipo-3925-3/
以前はその程度でもたまには取れましたが、今は相当ハードルが上がってしまった
ため、ここ1年は資金枠当選は諦めてポイント取りに専念しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
「ダブルスタンダードは多めに5万株でブックしましたが、
実際は1-2万株程度の資金しか投入していなかったと記憶
しております。」の部分ですが、
実際に保有している金額以上のブックができるという理解でいいでしょうか。
その場合ですが、どこまで多くブックできるのでしょうか。
無制限であれば、皆さん当選確率を上げる為に大幅に多くのブックを入れてしまうのではと思いまして。
多く入れたとしても、実際の当選は100株~200株程度という理解でいいでしょうか。
お手数ですが、回答よろしくお願いします。
平松様
コメントありがとうございます。
ブックする株数自体に特に制限はないと思いますが、結局は抽選時の買い付け余力に応じた口数で自動調整されるので意味はありません。
当選株数に関しては、人気のある小型IPOであれば資金枠だとせいぜい100株が良いところだと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。