-上場中止となりました-
(12/12追記)
12/12(月)にAnyMind Groupより新規上場の中止(延期)が発表されました。AnyMind Groupの上場中止は2度目です。
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⇒ AnyMind GroupのIPOが上場中止で当選者は泣き寝入り!?
追記ここまで
AnyMind Groupの初値予想とIPO参加スタンスです。
AnyMind Group(エニマインドグループ)は、アジア市場でブランドの商品企画・生産、EC構築・運用、マーケティング、物流までを一括で支援できるプラットフォームを開発・提供しています。
AnyMind Groupに対する事前評価はそれなりで、ブックビルディングは11/30(水)から12/6(火)となってます。
AnyMind GroupのIPO仮条件
970円~1,000円
AnyMind Groupの仮条件は、想定価格の970円を下限としてやや強めに設定されました。上限価格で計算した今期予想PERは赤字のため算出できず、吸収規模は約30.9億円となります。
⇒ AnyMind GroupのIPOの評価とIPO初値予想
⇒ AnyMind GroupのIPOの上場承認とIPO基礎情報
AnyMind GroupのIPO参加スタンス
みずほ証券 | 検討中 |
三菱UFJMS証券 | 検討中 |
SBI証券 | 参加 |
松井証券 | 検討中 |
SMBC日興証券 | 検討中 |
岩井コスモ証券 | 検討中 |
岡三証券 | 検討中 |
auカブコム証券 | 検討中 |
岡三オンライン | 検討中 |
DMM株 | 見送り |
先日までは見送り目線でしたが、再度検討中です。
↓IPO取扱い最多級のSMBC日興証券↓
AnyMind GroupのIPO評価ポイント
AnyMind Groupの仮条件は、想定価格の970円に対して上限価格が約3.1%上振れました。
AnyMind Groupの2022年12月期の業績は、売上高が約27.7%増、営業赤字は約38.0%減少する見込みで、第3四半期時点の進捗率は、売上高で約69.9%、営業赤字は通期の見込みを既にオーバーしているため、第4四半期は黒字化を見込んでいるようです。※来期の業績は非開示
↓抽選後期型の岩井コスモ証券↓
AnyMind Group公開規模は仮条件の上限価格で約30.9億円となり、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)に売出し株数の半数未満を上限として販売される予定です。
上位株主には上場後360日・180日のロックアップが掛かっていますが、VC2社が保有する一部株式(各1,352,100株の計2,704,200株)に関しては、公開価格の1.5倍以上(想定で1,500円)でロックアップが解除されます。
AnyMind Groupは今年の3月に一度IPOを中止しており、今回は想定価格を下げると同時に公開株数を大幅に減らして(公開規模は約7割減少)、改めての上場となります。⇒ 前回比較
業績的には今期の赤字予想に変更はありませんが(やや回復)、今回は想定価格の引き下げ(1,150円→970円)が功を奏したのか、仮条件の上限価格は若干ながらもが上振れました。
個人的にはそれでも厳しいイメージでしたが、今回の仮条件決定時に、アセットマネジメントOneの7つのファンドが最大7億円相当を公開価格で購入することへの関心を表明しています。
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ただ、関心の表明に拘束力はなく、より多くの株式を購入するか、より少ない株式を購入するか、または株式を購入しない可能性もあり、購入した場合は中長期に保有する方針ですが、ロックアップの設定はありません。
また、引受人も他の投資家による申し込み状況次第では、より多くの株式を販売するか、より少ない株式を販売するか、または販売しない可能性もあり、発行者が指定する販売先に割り当てる親引けとは異なるようです。
前受金不要でIPO抽選に参加できます
何だか曖昧な表現でよく分かりませんが、とりあえず機関投資家による7億円相当の買い需要の可能性があるのはプラス材料であり、ちょっと妙味が出て来た印象です。
AnyMind GroupのIPO初値予想
AnyMind Groupの初値予想は、公開価格を1,000円として+200円となる1,200円とします。
予想会社の現時点での初値目途は、1,100円~1,200円となっているようです。
↓皆さんの初値予想は?↓
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